【新日本】『WTL』元付き人の上村が永田に恩返しの勝利!試合後、鈴木が永田に「お前の力、アレが全てか!?」

新日本プロレスは11月26日(日)、福島・ビッグパレットふくしまにて『WORLD TAG LEAGUE 2023』第6戦を開催した。

『WORLD TAG LEAGUE 2023』
日時:2023年11月26日(日) 15:00開場 16:00開始
会場:福島・ビッグパレットふくしま(多目的展示ホールA)
観衆:888人

セミファイナル(第7試合)では『WORLD TAG LEAGUE 2023』Bブロック公式戦が行われ、永田裕志&鈴木みのる組(0勝2敗)とタイチ&上村優也組(2勝0敗)が対戦。

元鈴木軍の同士の対決としてタイチは鈴木と激しくエルボー合戦を行う。

永田も元付き人である上村と激しい攻防を展開。

最後は上村が永田をカンヌキスープレックスホールドで3カウントを奪い、かつての師匠から恩返しの勝利を収めた。

<試合結果>

▼第7試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2023』Bブロック公式リーグ戦
鈴木 みのる
永田 裕志 ×
(0勝3敗=0点)
vs
上村 優也 〇
タイチ
(3勝0敗=6点)
15分31秒  カンヌキスープレックスホールド

■試合後バックステージコメント

タイチ「(※口を押さえながら)アァ……痛ぇ……。歯折れたか…。アァ……痛ぇ……。まあ、これが今の優也と俺と、そして単純にアンタたちの差じゃないですか?まあ、永田裕志のことはよく分かんないけど、鈴木みのる、アンタとは11年やってきて、ちょうどほぼ1年ぐらいか、アレから?
今日久しぶりにやったけど、まあ見てるヤツらにはどう伝わったか知らんけど、俺は俺なりにお互いの道を確かめ合ったよ、リング上で。それだけだよ。別にそれ以上でもそれ以下でもない。ただそれだけだ、今日は。どっちが正しいとかどっちが間違ってるとか、そんなんじゃねえんだよ、この11カ月は。テメエらがどんな道を歩んできたか、ただただ殴り合って確かめただけだよ。それだけだよ。またそういう時が来たらやることもあんだろう。まあ、ただあんなね、ギスギスしてるようじゃ……。
(※急に長州力の口調を真似ながら)ギスギスしてますよ、あの二人は、ああん。ギスギスしてるようじゃ、あん、タッグリーグ出ない方がいいですよ。ギスギスしてますよ、あの二人。(※元の口調に戻して)仲悪いんだったら出てくるな。それ以上言うことないよ。だから、お前ら結果出ないんだよ。もうちょっと、これ出るんだったら、この後考えた方がいいんじゃない?まあいいや。人のことはどうでもいいや。これで俺と優也は3連勝。
次、あまり誰かなんて見ねぇんだけど、次、ランスじゃん。(※嬉しそうな表情を見せて)続くね。ランス、久しぶりだから楽しみにしてるよ。激しくやり合おうぜ。まあ、そのまま俺らが4連勝をもらって。大きな3連勝だと思うよ。着実に一歩ずつ成長してるよ、俺ら。(※ここで上村がコメントスペースにやって来たので、その肩を叩いて)良かった、今日は。優也に獲られちったな、最後。クソッ、昨日言ったばかりなのに」

上村「まあ、連携が上手く行ったんで獲れたっていうのもありますけど、優勝まであと4回。前哨戦含め、全部俺たちJust 5 Guysが勝ちますよ。あとはまあ、今日勝って永田さんに恩返ししたいっていうつもりだったんですけど、これじゃまだ返しきれないっていうか、またどっかチャンスがあれば1vs1で叩き潰したいと思います。僕から以上です」

タイチ「僕からも以上です」

上村「ありがとうございました」

タイチ「(※上村の背中を叩きながら)明日1日休んで、4連勝」

上村「行きます!」

タイチ「(※引き上げながら)まだまだこれから。今日で70点ぐらいだ」

鈴木「オイ!オイ、永田!オイ、今日俺はお前に一つだけ、一つだけ、お前の力、アレが全てか!?(※永田を指差しながら声を張り上げて)アレが全てか!オイ、もう終わりなのか!? お前、本当に出涸らしなのか!?もうやることねぇのか!?(※思いっきり声を張り上げて)アレが全力かぁ!?(※と言って、先に引き上げる)」

永田「いやあ、山梨といい、今日といい、ついこの間まで若手だった二人にやられた。スッゲー悔しいけど、これはある意味一つの喜びかもしれない。やっぱり、この間まで全日本、いろんな団体を見てきた。やはりウチの強みは若い選手がドンドン育って、ドンドン強くなることだから。
負けて悔しい反面、ちょっとだけ……いやもっとかな?上村、辻の成長がちょっとだけ嬉しく感じる。だからって、俺が手を引くわけじゃないから。俺の力はまだこんなもんじゃない。今日出しきれてない力がまだまだある。まあでもいいよ。ああいう強い若いのが出てきたら、より闘いがいのあるリングなんだ、新日本は。やっていきますよ、俺は。見てろよ。
いいか、若手の成長を喜ぶ心ってのは、鈴木には分からない。アイツには分からない。そりゃそうさ。関係ねぇもん。フリーだから。ただ、俺はこの道、新日本プロレスで31年、悔しい反面嬉しい。逆にでも悔しい部分があるんだよ。まだまだ闘っていけるよ。まだまだやるさ。ゼァッ!(※と言って、敬礼ポーズ)」

<写真提供:新日本プロレス>

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