議員レスラーになった大和ヒロシが自身の番組『千葉プロレス百景』の公開収録を実施<2.1闘道館>

⑤君津市議会議員になって感じた事

――そして冒頭にも申し上げた通り、大和さんは千葉県の君津市の議員レスラーとして初挑戦で当選され、見事白星をゲットされましたが、実際君津の市議会議員をやられてみてどんな感触でしょうか?

大和 9月24日に総選挙があったんで25日からなのでまだ3ヶ月ぐらいです。これまでも行動力にも自信があって、そういった部分も活かせるだろうなと思ってこの市議会議員に立候補させていただいたんですけど、本当に覚えることが多く、初めてやることばかりで手探り状態で動いている最中なんですけど、この3ヶ月の間に決算審査特別委員会や一般質問など、いろいろ質問させていただいたり、いろいろやらせていただいているので順調に議員として活動はできているのかなと思います。

――やってみてよかったなっていうような感触はありますか?

大和 まだ実績を出しているわけではないです。動いてはいるんですけどもその実績が一番大事だと思うんですよ。いくら動いているなっていうのが見せられても、結局何もしていないってなってしまうと市民のためには全く意味がないです。まずはその実績第一として動いていきたいなと思います。

――二足のわらじじゃないんですけど、議員さんやりながらプロレスラーがやるっていう部分のメリットやデメリットみたいものはないですか?

大和 私が現在気にしているのは「あまり君津市にいないんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるだろうなとというところですね。この辺も君津市の中だけにいると、情報を外になかなか発信できないと思うんですよね。自分が情報持って外に飛んでいくことで、情報を届けることもできますからね。細かいところで言うと、私がそのプロレスラーとしてリングに上がるときに、今までは海苔と夢を売る男というレスラーとしての肩書きでしたが、今は君津市市議会議員というふうにコールされて、入場するわけです。それだけであの人、君津市の市議会議員なんだ。君津市ってどこだろう?っていうきっかけになるかもしれないです。ですので、外に出て行くメリットは非常にあるのかなと思います。

――私も、君津という土地柄っていうのを、大和選手というフィルターを通じて知るっていうのが市議会議員になられたプラスになるんじゃないかなと思いました。君津にとっても一番良かったんじゃないかなと思います。そして、今日お持ちいただいたこの水もそうなんですね。

大和 千葉県で唯一平成の名水百選に選ばれた水がこの千葉県君津市の久留里の水でございます。久留里の生きた水でございます。

――大和選手を通じて紹介できるのは、君津市にとってもいいことですね。

大和 ありがとうございます。

――また番組も持ってらっしゃるのでそういったところでも千葉県の魅力をさらに発信できる。

大和 番組を持っていて、その運営している理由の一つとして、情報の発信力を強化するっていうのもあります。あともう1こだけなんですけど、やっぱり働きに行く理由です。やっぱりプロレスラーなので、いろいろなとこに働きに行くことになるんですけど、地方の市政ってそんなに潤沢に資金があるわけじゃないんです。
いろいろな事業をやろうとしても、やっぱりどうしても資金の部分で失敗してはいけないということで、なかなか二の足を踏み続けることが多いんです。ですから、できる人が実証実験じゃないですけどもやってみて、それを市政にうまくいったらぜひやってみてくれっていうことができた方がいいと思うんです。
それを、私自身が先日の一般質問で言ってしまったので、私が実験台になって、挑戦してやっていきますから、うまくいったらぜひ君津市の授業で使ってください。って言ってしまったんです。それもあって、私自身がまずしっかりお金稼がなきゃいけないなって思っているわけです。
実は来年、もしかしたら海外にまで手を広げて、活動していこうかなと考えています。本当に市外県外だけでなく海外まで行くので、こいつは市議会議員をやるつもりがあるのかっていうふうに市民の方々に思われるかもしれないです。

――本来の目的はさらに君津市を広めていくっていう意味ですよね。

大和 終着点はちゃんと決まっているのですけども、途中寄り道みたいな動きが出てくるのでそこだけ皆さんに温かく見守ってほしいです。

――大和さんの人柄がみんなに通じると思うんですよね。だからそういった部分ではプロレスのマスコミも含めて応援しているファンの皆さんもすごく多いので、そういう部分では今後も体にお気をつけていただきながら頑張っていただきたいなと思います。

大和 有難うございます。

 

⑥来年の活動目標などは?

――来年に向けての活動では君津の魅力を発信していきながら、プロレスラーとして番組も含めて何かやっていきたいなと思うことはありますか?

大和 実はベルトが今年結構落としてしまったんです。一番多いときで多分7本持っていたはずなんです。いろいろな人に取られて多分今3本とか半分以下ぐらいにぐらいなっているのです。そんな状況になっているので、取り返すのももちろんなんですけど、さらにいろいろな団体に挑戦して、まだ取ったことないベルトをどんどん巻いていきたいです。また、市議会議員選挙に出るにあたって、グラップリングの活動を1回休止して、選挙を集中していたので、プロレスラーとしての試合はしたんですが、グラップラーとしての試合はしていなかったので、そちらは改めて復活したいなと思っています。

――何足履いているのですか?

大和 私も最近ですね、もうわらじを履くのをやめて、裸足でいます。というかもう、常にシームレスです。

――形を変えても、自分が対応できるような人間になっていくという感じなんですか?

大和 そうです。何やっていても大和ヒロシです。

――こういった形で何かやっていただくことによってまた新しい千葉の魅力発見があったり、プロレスの魅力発見に繋がっていくと思うので、ぜひプロレスでも大応援したいと思います。

大和 ありがとうございます。

――本日は、ありがとうございました。

大和 ありがとうございました。またお願いします。

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

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