【DDT】佐々木大輔&KANONが高尾蒼馬&翔太を下し、KO-Dタッグ王座を奪取!バーニングの遠藤哲哉&飯野雄貴が2・7新宿でチャレンジ

 DDTプロレスが1月21日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「Sweet Dreams!2024 TOUR in SHINAGAWA」を開催した。ダムネーションT.Aの佐々木大輔&KANONがロマンス・ドーン(高尾蒼馬&翔太)を下し、KO-Dタッグ王座を奪取。新王者組は初防衛戦の対戦相手にバーニングの遠藤哲哉&飯野雄貴を指名し、2月7日、東京・新宿FACEでの王座戦が決定した。

 佐々木組は奇襲を仕掛けると、場外戦に持ち込む。セコンドのMJポーも要所要所で介入。佐々木と高尾は激しいエルボー合戦を繰り広げるなど一進一退の攻防。レフェリーの死角を突いて、翔太が佐々木、KANONに急所蹴り。

 高尾がKANONに雪崩式フランケンシュタイナーから、翔太がフロッグスプラッシュを見舞うも、ポーがレフェリーの足を引っ張って阻止。佐々木がペディグリーで高尾を排除し、翔太にスピアを繰り出す。翔太は雁之助クラッチで佐々木に逆襲もカウントは2。KANONが翔太にラリアット。佐々木組は合体技を決めると、KANONがコブラツイスト2.0で翔太を絞め上げてギブアップを奪った。

 佐々木が「今ぶち殺したくてしょうがねぇヤツがいる。遠藤、飯野! テメエらにはついでで挑戦させてやる」とマイクでぶち上げていると、遠藤と飯野が同時に現れる。遠藤は「テメエに言われなくても、挑戦するのはハナから決めてたんだ。今の飯野の勢いは誰にも止められない。2週間前(1・7豊中)、KANON、オマエは飯野のスピア食らってノビてたよな。次の選手権も結果は同じだ」とアピール。

 バックステージでKANONは「だいぶ高尾にも翔太にも攻め込まれた。一応リスペクトしてやるよ。だが今日は勝った。ベルトを巻いたのは俺だ」と意気上がった。佐々木は「あのバーニング野郎ども、アイツらを今すぐにでもぶち殺してやりたかったんだよ。このベルトは永遠に俺たちのものだ!」と鬼気迫った。

 1・7豊中での同一カードで勝利を収めているバーニングの遠藤は「次のKO-Dタッグチャンピオンは俺たちバーニングだ」、飯野は「KANON、大阪のときみたいにスピアで失神させてやるよ。覚えとけ」と怪気炎。

 一方、王座から陥落した翔太は「この数ヵ月、ロマンス・ドーンがやってきた実績は消えない。DDTのリングなのか、ガンバレ☆プロレスのリングなのか、はたまたプロレス界を見渡せば、いくらでもチャンスはあると思うんで。ベルトを落としたことで、ネクストステージをつくるきっかけだと思って、切り替えて戦っていきます」、高尾は「これで終わりじゃない。防衛ロードやったことで、業界やDDTでもガンプロでも刺激になったんじゃない」と前を向いた。

【大会名】Sweet Dreams!2024 TOUR in SHINAGAWA
【日時】2024年1月21日(日)
【会場】東京・品川プリンスホテル内クラブeX
【観衆】242人

▼オープニングマッチ 30分一本勝負

○平田一喜&夢虹 vs 彰人&イルシオン●
11分51秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め

▼第二試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○樋口和貞 vs MJポー●
10分16秒 体固め
※ブレーンクローから押さえ込む

▼第三試合 30分一本勝負
遠藤哲哉&○飯野雄貴 vs 正田壮史&瑠希也●
12分9秒 片エビ固め 
※ラリアット

▼第四試合 30分一本勝負
秋山準&男色ディーノ&○大石真翔 vs HARASHIMA&岡谷英樹&須見和馬●
9分50秒 フジヤマ・ニーロック

▼第五試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
上野勇希&●勝俣瞬馬 vs 納谷幸男○&ヨシ・タツ
11分18秒 体固め
※世界一のバックドロップ

▼セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>高尾蒼馬&●翔太 vs 佐々木大輔&KANON○<挑戦者組>
14分46秒 コブラツイスト2.0
※ROMANCE DAWNが4度目の防衛に失敗、佐々木組が第81代王者組となる。

▼メインイベント DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>○MAO vs ブライアン・キース●<挑戦者>
18分27秒 片エビ固め
※ランニング掌底。第12代王者が4度目の防衛に成功。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

⇒次ページ【動画】タッグ王座挑戦が決まった遠藤が「今のコイツ(飯野)の勢いは誰にも止められないぞ」と自信のコメント

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