「リアル1、2の三四郎」アレクサンダー大塚がアレクで30周年 男盛で20周年 合わせて50周年を迎えた熱い想い

【柴田惣一のプロレス現在過去未来】

「リアル1、2の三四郎」アレクサンダー大塚30周年+男盛り20周年。合わせて半世紀50周年を記念する「47都道府県+3ケ所 全国50ケ所お礼参り」(仮)がスタートする。

アレクは1995年8月18日、藤原組でデビュー。バトラーツ設立に参加し、98年からは総合格闘技戦にも参戦。いきなりマルコ・ファスにTKO勝ちを収め一躍、その名を轟かせた。

プロレスと格闘技の二刀流で大暴れし2005年には、ふんどし姿に変身する別人格「男盛」を誕生させている。


※写真:本人提供

アレクサンダー大塚として30年、男盛として20年、二人合わせてデビュー50年のメモリアルイヤーを迎え「これまでレスラー人生を過ごせた感謝の気持ちを、自ら伝えに全国をお礼参りに巡るイベントを開催したい」と、アレクはその両目をキラキラと輝かせた。

来年6月まで日本全国47都道府県をすべて回り、3ケ所を加えて50周年にちなんで50ケ所でのイベント開催を予定しているという。

トークイベントをベースに、場所や要望に応じてマットプロレスやリングでのファイトも披露する。

地区によっては地域のプロレス大会に記念試合として参加したり、地域限定で自主興行のゴングも考えている。

まだ決定していない都道府県もあり「募集中です」とアレク。「ぜひ、うちのお店に来てほしい」という方や、「アレクや男盛の記念試合をやりたい」という各地方のプロレス団体があれば、連絡を待っている。もちろん、首都圏の団体の地方巡業でも喜んで参戦する意向だ。


※写真:本人提供

今のところ▷10月29日(水)青森か秋田(予定)▷10月30日(木)秋田か青森(予定)、▷10月31日(金)岩手・盛岡市【ポノブックスでトークイベント】、▷11月1日(土)宮城・仙台市【プロレス酒場GOLDでトークベント】、▷11月2日(日)福島・会津若松市【インフィニティでトークイベント】、▷11月3日(月・祝)山形・村山市【甑葉プラザでプロレス大会】、▷12月21日(日)大阪【世界館でプロレス大会】が決定している。

26年3月1日(日)にはアレクの故郷である徳島県でみちのくプロレスの徳島市大会が「アレクサンダー大塚30周年大会」として開催されることになっている。

「実は山梨県、福井県、和歌山県、佐賀県では試合をしたことがない」と振り返る。今回のツアーでファンと触れ合いたいという。「とにかく、ありがとうと感謝の想いを直接、伝えたい」と意気込む。

夢を胸に押し込んだまま就職し社会人になったものの「闘いたい。強くなりたい」という気持ちを押さえきれず四角いジャングルに飛び込んで30年。「山あり谷あり、表裏一体のファイター人生だった」としみじみ。

PRIDE.4(1998年10月11日、東京ドーム)でファスを下して「全国区になれたが、周囲の目も変わって色々と…」と天を仰いだ。

理不尽な扱いをされ、悔しさを抱え込んだこともあったが「生きていくこと、そのもの。負けてたまるか」と、その度に立ち上がって来た。

※写真:本人提供

アレクのテーマ曲は「AO corner」 最近では団体によっては基準が曖昧になったりもしているが、青コーナーから入場するのは挑戦者が多い。キャリアを重ねても、いつでもチャレンジ精神を持って挑む、という意味を持つ名曲だ。「さぁて、そろそろ青コーナーから~」で入場する姿を思い浮かべるファンも多いだろう。

アレクの人生は、まさに「青コーナーから」。男盛の誕生も「暗中模索、暗闇に迷い込んだ時に出会えた」と感慨深げ。

リングを下りれば温和で思慮深く、歴史を探求するなど教養も身につけているアレクそして男盛。強さと優しさを兼ね備えたファイターのお礼参りが始まる。

Pages 1 2

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加