【スターダム】ワンダー王者・小波が妹分・吏南を破り、王座V2!「スターダム15周年のメインイベントでベルトをかけて試合できたのが私の誇りだよ」

 女子プロレス団体スターダムが1月21日、東京・後楽園ホールで『スターダム旗揚げ15周年記念シリーズ NEW YEAR STARS 2026 in KORAKUEN』を開催。メインイベントではワンダー・オブ・スターダム王者の小波が極悪軍団H.A.T.E.の盟友で妹分の吏南を破り、2度目の防衛に成功した。

 昨年12・29両国で小波は飯田沙耶を下し、初防衛に成功。同門の吏南が挑戦表明し、小波が受諾して王座戦が実現した。

 同じユニットの仲間とはいえ、リングで対峙した以上、話は別。両者ともに激しい攻防を繰り広げ、10分過ぎ、吏南がダイビング・ダブルニーを連発し、ミサイルキックを発射。小波はスリーパーに入るも、脱出した吏南は再度ミサイルキックを叩き込んだ。小波はジャーマン、バズソーキックもカウントは1。吏南はジャックナイフで逆転を図るも2カウント。小波はハイキック、顔面への非情な蹴りから、胴締めスリーパーで締め上げて勝負を決めた。

 小波は「それにしても吏南、オマエ、強くなったな。私が鼻血まで出るなんて、なかなかレアだぞ。さすが同じ姉妹の血を引いてるのかもな。でも私は、なんといってもこの後楽園ホール、そしてスターダム15周年でメインイベント、吏南とベルトをかけて試合できたというのが、なんと言っても感慨深いというか、私の誇りだよ!」とマイク。吏南は「強くなったなとか、全部上から目線なのがウザい!マジで絶対あきらめないから、また私がクソ姉貴からベルトを奪ってやるよ!」と再挑戦を熱望した。

そして、小波は「相変わらず口が悪いな。でも、オマエはもうそのままでいいよ。今日の試合を通じて、私はもっとオマエと戦いたいと思ったし、オマエがこのシングルのベルトを巻くのも、そう遠くない日に訪れると思ってるよ。だからこれからも、隣りで一緒に戦ってくれよ」と言葉を掛けると、2人はガッチリ握手を交わした。

すると、壮麗亜美が現れ「次の白いベルトの防衛戦、私にやらせろ!」と挑戦表明。小波は「空気読めよ。今せっかく姉妹ゲンカから仲直りしていい感じのところに、オマエがジャマしにきた。しかもオマエ、(12・8)後楽園ホールで次期挑戦者決めるための飯田とのシングルマッチで負けたんじゃなかったっけ?」と不快感を露わに。

 壮麗は「確かに、ここ後楽園で飯田とのシングルマッチ負けたし、それからたいした結果残せてないけど…。でも両国の飯田との試合、そして今日の吏南との試合、こんなの見せられて簡単にあきらめられるわけねえだろ!しかも、今この場に挑戦表明しに来てるのは私だけ。ということは、次の白のチャレンジャーは壮麗亜美でいいですよね!次のビッグマッチ、2・7大阪、いいよね?」と要求。

小波は「なんでオマエが勝手に全部決めてんだよ。オマエらはどう思う?大阪で白ベルトにコイツがふさわしいと思うか?」と観客に問うが、壮麗は「いいですよねえ!」とダメ押し。小波は「うるせえよ。そうだな。ちょうど2・7、まあ暇だし、ちょっと遊んでやってもいいけど、その前にゴッズアイは、いつも練習ばっかじゃなくて、何か結果を残してみろよ」と条件付きで渋々受諾。壮麗は「いいよ、ここでしっかり結果残してやるよ。遊びで済むと思うなよ!」と言い返してリングを降りた。

最後に小波は「今日もメインで勝ったのはH.A.T.E.だ。スターダム15周年は、まさにH.A.T.E.一色の1年だった。そして16周年も、私たちH.A.T.E.が支配していく。スターダム、ジ・エンド!」と締めくくった。

 バックステージで小波は「チャンピオンっておもしれぇな。こんな鼻血が出るなんて久々だよ。吏南とのシングル、しかも後楽園ホールでメインイベントって、数年前の5★STAR GPの決勝戦を思い出したな。そういうのもあって、すごく感慨深い戦いだったし、今日やってみて、吏南がこのベルトを獲るのもそう遠くないだろうと私は思う」と妹分との熱闘に満足げ。続けて「それにしても、ゴッズアイはなんだ?口だけかよ。次の挑戦者とか名乗り出てきて、壮麗と飯田で面白いゲームを後楽園で組んでやって。そこで負けてつかめなかった奴がなんで挑戦表明してんだって話なんだよ。でもちょうど暇してたし、オマエと少し遊んでやってもいいけど、まあどうだろう?その前にオマエが終わっちゃうかもな。壮麗亜美、ジ・エンド!」と余裕しゃくしゃく。

 王座戴冠ならなかった吏南は「約1年前、白いベルトに初めて挑戦して。そこからずっと白いベルトを私が10代のうちに巻いて、このスターダム引っ張っていくってデカい口たくさん叩いて。それでも今日もまた勝てなくて。スターダムって人数も多いし、タイトルマッチ、特にシングルなんて、できる人限られてくるし。だからこの少ないチャンスをモノにしねえといけなかったし、たとえ同門だろうと、小波だからこそ勝ちたかった。悔しいっていう、ありきたりすぎる言葉で片付けられないくらい今は頭がなんも追いついてないけど、あきらめられないです。絶対に私が白いベルト巻きます」とワンダー王座奪取に執念を見せた。

 また、第6試合(羽南&飯田沙耶&向後桃&ビー・プレストリーvs刀羅ナツコ&琉悪夏&稲葉あずさ&フキゲンです★)では、ブレストリーガカミゴェで琉悪夏に勝利。ブレストリーは1・10後楽園で刀羅に勝っており、これでゴッデス・オブ・スターダム王者の2人から連勝。この実績をもとに、ブレストリーは今大会で復帰したばかりの羽南をパートナーに挑戦表明。刀羅は「あなたたちは、自分たちで挑戦の機会をつかめたと思います。ちょっとだけ検討してあげますね」と回答し、ブレストリー&羽南のチャレンジが急浮上した。

『スターダム旗揚げ15周年記念シリーズ NEW YEAR STARS 2026 in KORAKUEN』
2026年1月21日(水) 東京・後楽園ホール

◆タッグマッチ
○朱里&八神蘭奈(11分59秒、サソリ固め)葉月&●フワちゃん

◆タッグマッチ
○壮麗亜美&オリンピア(7分13秒、ブルーサンダーボム→エビ固め)水森由菜&●金屋あんね

◆10人タッグマッチ
鈴季すず&山下りな&○青木いつ希&鉄アキラ&古沢稀杏(6分46秒、塵輪・弍)●舞華&ジーナ&月山和香&HANAKO&梨杏

◆3WAYバトル
○安納サオリ(7分13秒、スペシャルポテリング)●稲葉ともか
※もう一人は伊藤麻希

◆6人タッグマッチ
AZM&○星来芽依&天咲光由(8分20秒、流れ星)鹿島沙希&●妃南&レディ・C

◆8人タッグマッチ
羽南&飯田沙耶&向後桃&○ビー・プレストリー(10分18秒、カミゴェ→片エビ固め)刀羅ナツコ&●琉悪夏&稲葉あずさ&フキゲンです★

◆スターダム15周年記念 ゆずポン限定復帰戦
○愛川ゆず季&なつぽい&スターライト・キッド(15分29秒、タイガースープレックス・ホールド)さくらあや&玖麗さやか&●姫ゆりあ

◆ワンダー・オブ・スターダム選手権試合
《王者》○小波(19分45秒、胴締めスリーパーホールド)《挑戦者》●吏南
※小波が2度目の防衛に成功

<文:ミカエル・コバタ>

Pages 1 2

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加