【編集長コラム】「極悪母娘」

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※ISAOと響子の格闘カップル

 

「極悪母娘」。

 

字ヅラを見ると、一体何だろう? となるが、スターダムを主戦場として縦横無尽に暴れ回る木村響子と木村花の親子のことだ。

 

母・響子はアフロヘアを振り乱し、豪快なファイトが売り物。

 

娘・花は、昨年10月1日、W-1が設立したプロレス専門学校「プロレス総合学院」に1期生として入学し、注目を集めた。

 

今年3月30日に、W-1道場で開催されたプロレス総合学院の卒業試合で、才木玲佳を相手にデビュー。着々と実戦経験を積み、9月18日には、デビュー半年でJWP女子プロレスのJWPジュニア王座を戴冠した。

 

さらにスターダムの9・22後楽園ホール大会。謎だった、極悪軍団・大江戸隊のもう1人のメンバーとして衝撃の登場を果たした。

 

臆することなくラフファイトも披露し、お母さんと娘が組んで悪の限りを尽くしファンに衝撃を与えた。

 

続くスターダム10・2新木場大会では、花月を加えた3人組で、紫雷イオ、宝城カイリ、岩谷麻優の王者組「スリーダム」を下し、6人タッグ王座アーティスト・オブ・スターダム王座を奪取している。

 

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※母・響子㊨と娘・花㊧の極悪母娘は花月㊥とともにトリオを結成

 

まさに破竹の進撃。

 

「あんな小さかった子が・・・」。

 

花は子どもの頃から、母に連れられ、プロレス会場によく来ていたが、お母さんの試合では、泣いてしまうこともしばしば。

 

「ピーピー泣くなら、もう会場に連れて来ないよ!」と、厳しく叱責する響子の姿を見た人も多い。

 

まさにスパルタ教育。「子どもは、親が育てた通りにしか育たない」という。響子の教育の成果が、今、リングで発揮されているのだろう。

 

親子レスラーと言えば、百田親子、藤波親子、坂口親子、柴田勝久親子、橋本真也親子などが思い浮かぶ。父と息子だ。

 

グラン浜田と浜田文子は、父と娘。

 

母と娘は、全日本女子プロレス(全女)の吉葉礼子と影かほる、全女の星野美代子とFMWの中山香里がいるが、母娘で同じリングに立ち、タッグを組んだというのは日本では珍しい。

 

リング上はもちろんのこと、響子は今年の1月30日、坂口道場一族所属の格闘家・ISAOと再婚した。

 

披露宴には多くのレスラー、格闘家が祝福に駆け付けている。人生を明るく楽しくエンジョイする、何ともパワフルなお母さん・響子。人望も厚い。

 

木村親子はファンはもちろん、選手、関係者の間でも話題の中心だ。

 

響子は来年の引退を発表している。限られた時間の中で、娘に伝えたいものを今、懸命に教えているようだ。

 

母の気持ちに応えるべく、頑張る娘。

 

花はコーナーに控えている時も、響子の一挙手一投足を見逃すまいと、必死だ。響子は、花が攻め込まれていると、そこはやっぱり母親。心配そうな表情を隠せない。だが、それは一瞬のこと。「見てなさい」とばかり、その暴れっぷりはますます激しくなる。

 

リング上では「極悪母娘」ではあるが、応援したくなる。

 

木村親子の動向から目が離せない。

 

 

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