【編集長コラム】「諏訪魔 暴走選手会長の誓い」

福田剛紀新社長、秋山準GMの新体制となった全日本プロレスで、選手会長の諏訪魔が「会社と選手のパイプとなって、盛り上げていきたい」と、全力投球を誓った。

2010年、武藤・全日本時代に続いて二度目の選手会長となるが「前回は団体が分裂するなど、大変なことが続いた」と振り返る。激動の時代を身をもって体験しているだけに、今回はより責任を感じている。

前選手会長は、6月に無念の交通事故死を遂げた青木篤志さん。青木さんの思いもしっかり継いでいく。「志半ばで逝ってしまった彼の考えを大切にしていきたい」と天を仰いだ。

選手の希望を吸い上げ、会社に伝える一方で、会社の考えを選手たちに理解させる。「暴走専務」として役員も経験しているだけに、両サイドの立場を理解できる諏訪魔への期待は高まっている。

食環境やトレーニング器具など道場の充実など、まずは身近な問題から着手する。「一歩、一歩、着実に足元を固めていきたい。リング上のファイトがますます熱くなるように、様々な手立てを実行していきたい」と、いつもの暴走コメントとは、一味違う口ぶりで静かに訴える。

もちろん一選手としても、世界タッグ王座の防衛、3冠王座の奪還など「まだまだタイトル独占を狙っている」と意欲満々。自らのファイトを爆発させ、背中で選手たちをけん引していく。

「全盛期ファイト」で暴れ回る。豪快なドロップキックはまさに大砲。老舗「全日本プロレスの大砲」の大暴れは迫力満点だ。

生え抜きの諏訪魔だからこそ、一途に全日本を守って来た諏訪魔だからこそ、できることがあるはず。新体制になってから「諏訪魔! 頼んだぞ!」というファンの声援が客席のあちこちから飛んでいる。

新日本プロレスに「追いつけ、追い越せ」と「王道ファイト」で、ファンの支持を拡大中の全日本プロレス。福田社長、秋山GMと並んで重責を担った諏訪魔選手会長の活躍に注目が集まっている。

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