【新日本】タイチと小島、14年の遺恨に終止符か…感動の和解直後、海外武者修行帰りの“K.O.B”が襲撃!IWGPタッグ戦線に宣戦布告
新日本プロレスは8月17日、東京・有明アリーナにて“真夏の最強戦士決定戦”『G1 CLIMAX 35』優勝決定戦を開催した。
『 G1 CLIMAX 35』
日時:2025年8月17日 (日)15:00開始
会場:東京・有明アリーナ
観衆:6,876人
第2試合のリングで、タイチと小島聡の間に横たわる14年間の深い溝が、ついに埋まるかと思われた。
しかし、その感動的な和解の瞬間は、海外武者修行から帰還した中島佑斗とオスカー・ロイベの襲撃によって、無残にも打ち砕かれた。

2011年、当時小島が率いていた“小島軍(仮)”をタイチが裏切って以来、両者の間には修復不可能な亀裂が走っていた。
G1後の後楽園大会でタッグを組まされても、その不協和音は隠せないまま。
この日の第2試合でも、真壁刀義&村島克哉組を相手に、ぎこちない連携を見せながらも、最後はタイチがデンジャラスバックドロップで勝利を収めた。

そして、試合後、ついにその瞬間が訪れる。
小島が差し出した握手の手を、この日はタイチが固く握り返したのである。
TAKAみちのくとも握手を交わし、14年の時を経て、ようやく“小島軍(仮)”の因縁に終止符が打たれたかに見えた。

しかし、その感動は、突如として鳴り響いたBULLET CLUB WAR DOGSのテーマ曲によって引き裂かれた。
花道に姿を現したのは、リーダーのデビッド・フィンレー。
そして、その呼び込みに応えるように、海外遠征中であった中島佑斗とオスカー・ロイベが、“Knock Out Brothers”(Yuto-Ice&OSKAR)として凱旋帰国を果たした。

場内が騒然とする中、二人はリングに駆け上がると、小島とTAKAを瞬時に排除。
そして、IWGPタッグのベルトを肩にかけたタイチを完全にKOすると、そのベルトを掲げ、WAR DOGSへの電撃加入と、タッグ王座への挑戦を、あまりにも衝撃的な形で表明した。
バックステージで、凱旋した二人はその野望を語った。

OSKARは「導く者はどこにいる?タッグチーム部門、この約2年間、何も動きがないじゃないか。俺たちはそれをずっと見ていたが、いい加減耐えられないぜ。防衛ゼロの期間が……もう1年ほど続いてるとか。導く者の時代だ。戻ってきたぞ。俺たちがこのタッグチーム部門を支配する。なぜなら、俺たちはただの兄弟じゃない。血の繋がった兄弟だ。心から繋がった兄弟だ!」と宣言。

Yuto-Iceも「この業界、成り上がってよぉ、大金稼ぐために戻ってきた。俺はよぉ、強えヤツとケンカがしてえんだ。手始めによぉ、石井、タイチ、テメーらのタマ獲って、そのベルト、お前らより俺らがカッコよく着こなしたるから。あぁ?客、レスラー、マスコミ、世間、全てだ。この俺、クッソDope、Iceがテメーらのことをブリブリにハイにしてやるよ。感じろ!Let’s get high!Big Up!」と、王者組へ非情な宣戦布告を叩きつけた。

一方、襲撃を受けたタイチは、「それでいい。それでいい。すっかり忘れてたけどな、そうだな、お前らもいたな。それでいい。かかってこい、若い連中。かかってこい。俺はお前らと違って『G1』経て来てんだ。経験値上がってっから、心してかかってこい。そろそろトモさんも呼び寄せねえとな。おもしれえじゃねえか。かかってこい。胸貸してやる、お前らに。かかってこい。それでいい」と、王者としてこれを受諾。

しかし、14年越しの和解の瞬間を台無しにされた小島は、「せっかく、せっかく仲直り、仲良くなれたのに、またこんな目に遭って、どういうことだよ!あぁ!?全く俺とタイチのこれまでの流れ無視しやがって!あ?すげえ惨めじゃねえか、これじゃ!俺だってプロレス業界、34年間も生きてんだぞ!ふざけんじゃねえよ!」と、怒りを隠さなかった。
G1のフィナーレの裏で起こった、新たな抗争の勃発。
そして、ようやく雪解けを迎えたかに見えたタイチと小島の関係は、再び暗雲に包まれた。
新日本プロレスのタッグ戦線は、この日を境に、新たな、そして過酷な時代へと突入する。
<写真提供:新日本プロレス>
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