【新日本】IWGPタッグはタイチ&ザックが棚橋&飯伏を返り討ち!<8.29神宮大会>

29日(土)、新日本プロレスは21年ぶりに東京・明治神宮野球場で『SUMMER STRUGGLE in JINGU』を開催した。

21年ぶりの神宮決戦は豪華カードをラインナップし、各タイトルマッチを中心に激闘が繰り広げられた。

第5試合は因縁渦巻くIWGPタッグ選手権がマッチメイクされた。

IWGPタッグ王者のタイチ&ザック・セイバーJr.組に棚橋弘至&飯伏幸太組が挑戦した一戦は前哨戦から両陣営ともにヒートアップしていたが、タイトルマッチでも王者組はラフな試合展開に持ち込み、挑戦者組は正攻法で対抗。

終盤には棚橋と飯伏の合体技ゴールデン☆ブレイドをそれぞれに炸裂し、続けて棚橋がハイフライフローを放もザックが回避。

それをタイチが棚橋に狙いを定め、ザックメフィストを炸裂させ勝利を奪った。

タイチ&ザック・セイバーJr.組は初防衛に成功した。

D4DJ Groovy Mix Presents SUMMER STRUGGLE in JINGU
日時:2020年8月29日(土) 15:00開場 17:00開始
会場:東京・明治神宮野球場
観衆:4,710人

▼第5試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
<第87代チャンピオンチーム>
ザック・セイバーJr.〇 タイチ
vs
<チャレンジャーチーム>
飯伏 幸太 棚橋 弘至 ×
16分01秒  ザックメフィスト→エビ固め
※タイチ&ザックが初防衛に成功

<連続写真でご覧下さい>


<試合後バックステージコメント>

タイチ「俺らのプランが上回ったようだな。棚橋! 棚橋! え、乾杯? ああでも俺ダメだ、車だ今日ちくしょう。しょうがねーな、しょっぱい水でよお……。乾杯は」

(※タイチが水で、ザックがZIMAで乾杯をし)

タイチ「(※記者達に向かって)乾杯って早く言えよこの野郎! なんなんだ。オイ、棚橋! 絶好調だ、好調だ? 絶好調が復活した? カンバックして見せる? カンバックして見せかけさせたんだよ! 意味分かるか? おまえが調子に乗ると、わざと俺らが引き立ててやったんだ。それぐらいもわかんないか、なあ? バカだなおまえは心底。おまえによ。おまえに復活もクソもねーんだよ。もともとよ。別に復活してねーんだよおまえ。ただ、ちょっと勝ったぐらいで。それも全部わざとだ。俺らの全て手の内に踊らされて、おまえが調子取り戻りたと。おだててやったんだ俺らがよー。絶好調ですね棚橋さん。じゃあやりますか。何も変わっちゃいねーんだおまえ。その超好調ぶりを出さしてやってからのコロっと、これら、もう俺ら最初から練っていた。わかってたんだよ。あいつを調子に乗らせてやろうって。そっから一気にいってどん底につき落としてやるって。どうだ? ゴールデンボールズ!」

ザック「終わりだ」

タイチ「もうないだろ! ゴールデンボールズの馬鹿なファン共もよ。今日の俺らの戦い見て、文句つくとこあった? 前の時はよ、なんかガチャガチャガチャガチャブスな女どもがよ、あいつら2人に抱かれたい女どもがよ。ガタガタ言いやがってよ。今回はどうだ、ガタガタ言えんのか? 調子に乗った棚橋が悪りいんじゃねーか? 俺らに文句つけるやついんのか? もうねーだろ。ゴールデンボールズもぐうの音も出ねーだろ飯伏! やっぱりおまえは死神だったな。おまえがいるから棚橋が勘違いすんだよ。棚橋があんなんなってオメー。やっぱりおまえは死神だった。俺が読んだ通り、棚橋、おまえも俺が読んだ通り調子に乗ったとこで、コロっと全て、全て、俺らの手の中でおまえら踊ってたんだよ。それぐらい気付かないか。だからこの結果になってんだよ。ベルトはあいつらを求めてない、おれらを求めてんだ。分かるか、なあ? このベルトは俺らを求めて戻ってきたじゃん」

ザック「誰も俺たちを止めることはできない。ゴールデン・ボールズはお終いだ。バカ供が。防衛戦でも負け、今日のリマッチでも俺たちに敗北。そもそもリマッチの権利さえなかったくせに。俺たちは心優しいから仕方なく挑戦させてやっただけだ。だが、俺たちは同時に危険なんだ。でもこれであいつらも完全に終わりだろう。エースは死んだ。ベルトはデンジャラス・テッカーズのものだ。俺たちこそが新日本最強のチームだ。もう誰も俺たちを止められない」

タイチ「オイどうすんだ新日本プロレスよ! おまえらが一番可愛がってて、一番獲って欲しかったチームが2回も俺らにやられて。まさか3回目も出してくんじゃねーだろうな(苦笑)。下らねーことぬかすなよ。オイ、おまらゴールデンボールズのファンも誰も認めねえ。まあゴールデンボールズも終わったけどな。どうすんだ新日本プロレス。いいんだなじゃあ? 約束通り、このベルトが俺らにあるってことはよ、なあ? 俺らが、前も言った通り俺とザックが中心なってやっていくぞ。俺らにだってよ、プランがあるんだ。この先のプランがあるんだ。だからこのベルトはゴミみたいなベルトかもしんねーけどよ、ゴミみたいなやつが挑戦して来っからよ。ゴミみたいなもんにも価値あんだよ、一応な。俺らにだってよ、考えてることあんだよ。」

ザック「ベルトの防衛こそが第一の目標だ。お前らバカ供、目を見開いてよく見とけよ」

(※ここで、なぜかコメントルームの火災報知器が鳴る)

タイチ「ほら、火災発生だよ、ほら。火事だ火事」

ザック「お前ら俺たちにケンカ売ってんのか? 火災報知器が鳴ってるのにケータイ見てるとはどういうことだ!」

タイチ「何早く終わらせろっていうのか喋るのをよ! それ鳴らしてテメー、オラガキ! おまえ鳴らしたんだろわざとよ! 早く帰れってことか! なんだおまえこの野郎!」

ーー鳴らしていません

タイチ「おまえだろこの野郎! おまえゴールデンボールズの刺客かテメーこの野郎!」

ザック「何で誰も気にも留めないんだ? やっぱり新日本は俺たちに喧嘩を売ってるんだろ。ちっとも笑えないぞ」

タイチ「いつまでも喋ってやるぞこの野郎! 10分でも20分でもこの野郎テメー! なんだあいつこの野郎、ふざけんな。いいところでよ。まあそういうこった。他にいねーだろ。俺らにもうこねーだろ。俺らはよ、実力だけじゃねーんだ。(※頭を指して)こっちもあんだよおまえらと違って。こっちも全て使うんだよ。今日の試合みたいにな。ただ勝ちますって言ってるだけねえ。なあ、ゴールデンボールズ! おまえらが身体をシェイプしてもさ、どんだけ絞っていい身体になっても意味がないってこと今日わかったろ? 最後にでるのは(※お腹を叩き)体重差だ。体重差とこのザックのこのからみつくこのボディーだ。わかったか。なあ絞ってなあ、筋肉つけたって意味ねーんだよ。次行くぞ。これ(IWGPタッグベルト)持って。次は『G1』だ、なんだ? 知らねーぞ。『G1』ももうなしだ。」

ザック「次は『G1』か? でも俺たちはタッグ王者だからな、『G1』なんて今はどうでもいい」

タイチ「こんな暑いのに。つーかこれ(※IWGPタッグベルトを叩き)ある以上俺ら、やらせてもらうぞ。な、今はまだ言えないけどな、ザックな。まあ楽しみにしとけよ。残念だったなゴールデンボールズ。解散だ。あとは好きにしろ。死神さん、俺のとこに来てもいいぞ」

飯伏「大丈夫ですか? 大丈夫っすか?」

棚橋「うわああああああ、くそっ!!」

飯伏「何で負けたんですか? え、入ったんじゃないですかハイフライフローが。勝ってないっすか。何があったんすか? 完全に優勢だったじゃないですか。何が起きたっすか」

棚橋「せっかくさ、飯伏くんが俺を待ってて、こうしてタッグもねタイトルマッチにこぎつけたのに。情けない! 本当ごめん。でも! ……今日は負けてしまったけど。……まださ、俺はゴールデンエース、まだ続けたいと思ってるけど、それが本当にいいことなのかどうか。……すぐには答えでないと思う。だから! 飯伏くん……またいつか組もう。またいつか組んでくれ! 俺が絶対、調子上げて、今よりも調子よく戻ってくるから。それでいいか?」

飯伏「棚さん。棚橋さんが、僕のところまで来てくれるんだったら」

棚橋「オシッ!」

飯伏「僕はいつでも組みますよ」

棚橋「オシッ!」

飯伏「一旦……、一旦」

棚橋「そうだな」

飯伏「そのタッグ戦線としては、ここで」

棚橋「そうだな。『G1』も始まるしな……」

飯伏「でも!」

棚橋「でもこのまま中途半端で終わらせるの本当なんか俺のキャリアの中で一番悔しいから。絶対、絶対またいつかでいいか」

飯伏「それは僕も思ってます。これは終わらせてはいけないと思ってるし。ただ、僕は僕で、シングル戦線。『G1』も始まるし。絶対に『G1』をトップで、そして棚さん」

棚橋「うん」

飯伏「そこで、また組みましょうよ」

棚橋「それ言っちゃう? それ言ったら俺『G1』獲るよ!」

飯伏「同じブロックだったら負けません」

棚橋「そうだな、ブロック分けまだわからないもんな」

飯伏「もし、違うブロックだとしても決勝で会いましょう」

棚橋「そうだな、そういうことになるよな。そしたら俺が完全に復調したって証明にになるからな」

飯伏「そこで勝ったら、さらに僕は認めますよ」

棚橋「じゃあ『G1 CLIMAX』の決勝で俺が勝たないとタッグは組めないってことだよな?」

飯伏「組めないっす」

棚橋「よしわかった! 答えは出たぞ!」

(※棚橋はここで去り)

飯伏「答えは出ました。僕が優勝します。でも優勝したら、僕、権限ありますよね、発言権、ね。そしたらまた組めます」

<写真提供:新日本プロレス>

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