【DDT】“DDTの若きエース”竹下幸之介、11.3 大田区で一騎打ちの秋山準組との最後の前哨戦で勝利し、「絶対に勝ってやる!」と絶叫!

 DDTプロレスの今年最後のビッグマッチとなる「Ultimate Party 2020」(11月3日、大田区総合体育館)で、秋山準と初の一騎打ちに臨む、“DDTの若きエース”竹下幸之介が25日の東京・後楽園ホールで最後の前哨戦に勝利した。

 この日、竹下は彰人をパートナーに、秋山、大石真翔組と対戦。竹下と秋山は、ともに先発を買って出て、激しいエルボー合戦を展開。戦場が場外に移ると、両者ともにビッグブーツを繰り出した。5分過ぎ、竹下は秋山にエルボー連打、ジャンピング・ラリアット、フェースロックと怒涛の攻め。秋山もビッグブーツ、ラリアット、ヒザ蹴り、フロントネックロックを仕掛けるも、彰人がカット。

 秋山が串刺しジャンピング・ニーからエクスプロイダーを出すと、すぐに立ち上がった竹下は投げ捨てジャーマン。

秋山が再度エクスプロイダーを見舞えば、竹下は投げ捨てジャーマンからヒザ蹴り。

秋山がラリアットを繰り出すと両者しばしダウンするほどのめまぐるしい攻防を繰り広げた。

竹下は秋山から代わった大石の変型スタナーを食ったものの、ローリング・エルボーから股の間に両腕を差し込んだ変型ジャーマン(ダブルレッグ・スープレックス・ホールド)を決めて3カウントを奪取した。

 試合後、竹下がマイクを持とうとすると、秋山は払いのけ、竹下は自声で「大田区、絶対に勝ってやる!」と絶叫した。

 バックステージで竹下は「最後の前哨戦。絶好調なとこ見せて、『竹下VS秋山、どうなるんやろ?』と思ってもらえたら、前哨戦の意味があった。(新技は)大石さんと闘うときは毎試合、試してるんで。108個(新技が)あります。そのうち3つくらい出したんで、あと105個あります。脳と心と体の筋肉のミックス具合がちょうどいい。(マイクを払われたが)お互いに闘いでわかってる。投げっ放しだけど、秋山さんにジャーマンを初めて使った。的確に一発一発魂込めて食らわせたい」とコメント。

 一方、秋山は「(最後の変型ジャーマンは)あんなんやられて、41歳(大石)でもこんなだから、51歳の俺だとヤバい。体は動いてるし、いい勝負できると思う。いい勝負って勝つことなんだけど。DDTではいっぱいマイクするでしょ。もうマイクはいらないだろう。体と体で語り合ったから」と話した。

【大会名】Road to Ultimate Party 2020
【日時】2020年10月25日
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】未発表

アンダーマッチ 15分一本勝負
○大和ヒロシ vs 岡谷英樹●
5分59秒 ルッテンクラッチ

オープニングマッチ お戯れシリーズ第二幕 30分一本勝負
○男色ディーノ vs 中村圭吾●
2分54秒 漢固め
※生ゴッチ式男色ドライバー

第二試合 30分一本勝負
HARASHIMA&○大鷲透&納谷幸男 vs クリス・ブルックス&勝俣瞬馬&アントーニオ本多 ●
10分4秒 ラ・マヒストラル

第三試合 30分一本勝負
○青木真也 vs マッド・ポーリー●
5分6秒 ヒールホールド

第四試合 準烈vsALL OUT! 30分一本勝負
秋山準&●大石真翔 vs 竹下幸之介○&彰人
9分28秒 ダブルレッグ・スープレックス・ホールド

第五試合 Road to Ultimate Party 2020!スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○CIMA vs 高尾蒼馬●
12分19秒 片エビ固め
※メテオラ

セミファイナル KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>樋口和貞&○坂口征夫&赤井沙希 vs 上野勇希●&吉村直巳&平田一喜<挑戦者組>
17分27秒 TKO勝ち
※胴絞めスリーパーホールド→レフェリーストップ。第41代王者組が3度目の防衛に成功。

メインイベント KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>上野勇希&●吉村直巳 vs 樋口和貞○&坂口征夫<挑戦者組>
19分33秒 体固め
※轟天。ノーチラスが8度目の防衛に失敗、樋口組が第68代王者組となる。

【プロレスTODAY増刊号】竹下幸之介「秋山準にDDTのプロレスをぶつける」ターニングポイントとなる”メジャーvsインディー”
https://proresu-today.com/archives/126372

 
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