【プロレスTODAY増刊号】DDT・彰人&中村圭吾(チーム・オリンピアン)谷津嘉章の凄さとチーム・サラブレッドの弱点をあぶりだす

DDTプロレスリングの彰人と中村圭吾が、7月4日に後楽園ホールで行われる『KO-D8人タッグ戦』に向けてプロレスTODAY編集部に来社。共にタッグを組むオリンピアンの谷津嘉章やアマレスのジュニアオリンピックについて、また対戦相手のチーム・サラブレッドの弱点等を語った。

▼彰人&中村圭吾のインタビュー動画(前編)はコチラから視聴可能▼

7月4日の後楽園ホールでKO-D8人タッグ戦にのぞむチームオリンピアン。

意気込みを問われた中村は

中村「前回、若手4人で挑戦して負けているのでこれは絶対勝ちたいです。チームを変えて2回連続で挑戦って中々ないと思います(笑)」

彰人「このベルトを獲ったら、KO-Dという名前がつく主要タイトルは初戴冠だよね?アイアンマンは別とすると…」

中村「控室にベルトを持ち帰ったことがないので…」※アイアンマンヘビーメタル級のベルトは獲得してすぐにリング上で取り返されてしまった。「ちゃんと控室に持ち帰って記念撮影して、それがチャンピオン」とテンションが上がるばかりだ。

対戦相手について問われた彰人は

彰人「正直言ってこのベルトは獲れます!なぜなら高木三四郎がこのチームについてやる気がないから。」と分析

彰人「高木さんは話題性とか各々の発信力を大事にするんですよ。はじめ組んだ時は面白がってたんですけど、いかんせん他の3人の熱量が伝わってこない(笑) 試合が決まらない限りはサラブレッドについての発言を他のメンバーはしないんですよ。だから全然熱量を高木さんは感じてないらしくて『ちょっともう…しんどいなぁ』って思ってると思うんですよ」と相手チームのモチベーションの低さがベルト獲得の勝機と見抜いている。

チーム・オリンピアンのアマレスをバックボーンにしたチームについての印象を聞かれると

<チームオリンピアンのメンバーとレスリングでの実績>
※谷津嘉章(1976年モントリオールオリンピック男子レスリング・フリースタイル90kg級8位)
  彰人 (2004年JOC杯ジュニアオリンピック
               全日本ジュニアレスリング選手権大会 カデット部フリースタイル63kg級2位)
 大和ヒロシ(2002年JOC杯ジュニアオリンピック
       ・ジュニア部グレコローマンスタイル76kg級3位)
 中村圭吾(2016年JOC杯ジュニアオリンピック・カデット部フリースタイル54kg級出場)

彰人「チーム・オリンピアンっていう名前が恐れ多くて…谷津さんが一番最初の会見で『オリンピック経験者、オリンピアンを連れてくる』みたいなことを言ってたんですよ。プロレス界でオリンピアンって言ったら、本田多門選手とか中西(学)さんとかいるからみんなその想像をしちゃいますよね。フタを開けてみたら僕ら、オリンピックはでてないですよ。チーム・オリンピアンの間にカッコ書きでジュニアを付けて欲しいですよね。=チーム(ジュニア)・オリンピアン」

彰人「よくDDTに出ている選手でこれだけジュニアオリンピックに出た選手いたなぁって、ビックリしたんですよ」

とはいっても実力者でしょうとふられた中村は

中村「実力者は…ちょっと恐れ多いですよね。(アマレスの強みは)知らないうちにしみこんでいると思います。でも自分で何かはわかっていないと思います。盛岡工業高校で培ったものが…」

盛岡工業高校の指導は厳しかったかとの質問に対しては

中村「そうですね。朝練習し、夜練習し…」

彰人「それはどこも一緒だろ(笑)」

レスリングの競合でならした彰人も練習の厳しさを聞かれると

彰人「そうですね。霞ヶ浦高校…それこそ朝練習し、夜練習しで部活漬けで練習は年に2日しか休みがないという…体験は間違いなく活きていると思います。」

共にチームを組む谷津嘉章さんに関して肌を合わせた感想を聞かれると、義足レスラーとなってから練習を共にする中村は

中村「全く義足感がないというか、投げ技もポイっと投げれるし踏ん張りが凄くて普通にロープワークとかもできて、全く問題なさそうな感じをしてて、とてもビックリしました。」

彰人「逆に義足が武器になっているという面もありますね」

中村「あれは(義足ストンピングは)マジでやばかったです。」

彰人「谷津さんはポジティブに捉えていて、義足もポジティブに捉えているんですよ。ストンピングも武器になるし、なんなら新しい必殺技を考えたってずっと言ってて。“義足トラースキック”を使いたいって。ショーン・マイケルズ以来、久々のトラースキックがフィニッシュになるレスラーが出てくるかもしれない…本人がそういうのが凄い」

集まっての作戦会議はできるメンツではないという。谷津を自由にさせていかにチームでサポートができるかどうかがキーポイントとなりそうだ。

高木三四郎とDDTのオンラインサイン会で人気の下克上を果たし(中村圭吾3位、高木三四郎4位)

中村「高木さんチョロイっすね!」と調子に乗る中村。

納谷幸男について聞かれると「納谷さんは普段気が弱いんですよね。練習中もナヨナヨして僕みたいな感じで、でも試合になるとドスンって(暴力的に)なるんで、やっぱりリアルジャパンの魂を背負っているんで(笑)」

彰人「虎の魂背負ってる(笑)」

中村「僕みたいな感じなんで攻略はできると思います」と弱点を把握している発言。

力(ちから)選手について聞かれると

彰人「僕は本当にこのメンバーの中でキーマンだと思ってるんで、やっぱりベルトというものを大事にするという部分に関してはどの人よりもあるんですよ。それこそ高木三四郎よりも愛情を持っている。力選手は僕の力で頑張ってとったベルトだからと物凄く大事にしていて、一番落としたくない」と力選手のベルトへの執着に懸念を示した。

なべやかん選手については

彰人「ベストボディジャパンプロレスでしかやっていなくて、未知数な選手。逆にプロレスのセオリーがないといっても過言でないので怖いですね。」

中村「前回、対戦した時に肌を合わせる機会がなかったのでほぼ0です。やかんさんとは当たってないので一番ヤバいかもしれないですね」と同様に怖さを示した。

改めてチーム・オリンピアンについて言及した彰人は

彰人「オリンピックにでることは凄いことなんですけど、ジュニアオリンピックカップって県のベスト8,16位が全員出れちゃうっていう…出ることに関してはなんも凄くない大会なんですよ」と暴露。

中村も「僕ら東北で5番目なんですけど5位でも出れました」と被せる。

彰人「順位に入っている人は凄い。インターハイよりも勝ち抜かないといけないから。1日で6試合とかやるんですよ。けど中村君は出ただけ、なんも凄くないからね。」

中村「(ジュニアオリンピックに)出てない高木さんにも言われたんですよ。出場しただけってバカにされたんで…頑張ってきたんですよ!」と悔しさを露わに

この姿勢に山口総監督も大絶賛「実はファンなんですよ。こんな脅威の新人みたことない。ニューカマー賞※もとられてますし」

※日本インディー大賞ニューカマー賞

彰人「プロレスラーって持ってる人間と持ってない人間がいて。中村君は言い方はアレですけど実力以上に持っている人間なんですよ。良くも悪くも持っている人間なんですよ」

中村「やっぱ気づいちゃう?みんな」と調子に乗りまくりだ。そんな中村も怪我の影響でサイバーファイトフェスは欠場。ヒザの怪我の様子も治りはいいようで

中村「大分、復活してきたんで、高木さんの顔をドロップキックでバコーンって」と気合いは満点だ。

アマレスの話について彰人は大和ヒロシとは世代も近いので話したことはあるが、世代の遠い中村圭吾や谷津嘉章とは話したことがないとのこと。果たしてどこまでアマレスに関する連帯感を持てるかどうかもこのチームの団結力を図るうえで重要な要素となりそうだ。

改めて谷津嘉章から学んだことを問われると

彰人「諦めない心みたいなものは物凄く勉強になりますよね。ただ怪我したというレベルではないハンデを背負ってリングに上がっているわけですけど、それをハンデとも感じさせずに力いっぱい戦う姿は自分たちも試合中諦めちゃいけないと思いますし、谷津さんがやってるから自分たちも頑張らなきゃなって思います。」

こう語る彰人は義足になる最後の試合の時にも一緒にALL OUTで愛媛大会で向き合っていた。

彰人「その時の谷津さんと変わってないんですよ。やってる技も変わってなくて、本当に凄いなと思います」

同様に谷津から受けたインスパイアを聞かれると

中村「僕は5月に怪我をした試合で秋山さんに“試合から逃げるな”って怒られたんですよ。」

彰人「秋山さんからレスラーは“試合中は心折れちゃいけない”し、リングから逃げちゃいけないってすごい言われて」

中村「それを受けて谷津さん凄いなって僕もそれを学ばないといけないなって思います」

とリングに立つだけで人々を感動させる谷津の人間力を称えた。物凄く腰が低くて絶対に偉ぶったりしないという姿も谷津が愛される理由なのだろう。

このチーム・オリンピアンがKO-D8人タッグに挑む後楽園ホール大会は7月4日にゴングが鳴らされる

BLACK OUT presents KING OF DDT 2021 FINAL!!
【日時】2021年7月4日(日) 開場10:30 開始11:30
【会場】東京・後楽園ホール

▼KO-D8人タッグ選手権試合
高木三四郎&納谷幸男&力&なべやかん(チーム・サラブレッド) 
vs 
谷津嘉章&彰人&大和ヒロシ&中村圭吾(チーム・オリンピアン)

※谷津嘉章(1976年モントリオールオリンピック男子レスリング・フリースタイル90kg級8位)
  彰人 (2004年JOC杯ジュニアオリンピック
      全日本ジュニアレスリング選手権大会 カデット部フリースタイル63kg級2位)
大和ヒロシ(2002年JOC杯ジュニアオリンピック
       ・ジュニア部グレコローマンスタイル76kg級3位)
 中村圭吾(2016年JOC杯ジュニアオリンピック・カデット部フリースタイル54kg級出場)

▼KING OF DDT 2021決勝戦
佐々木大輔対竹下幸之介の勝者 vs 樋口和貞対火野裕士の勝者
※優勝者にはDDT公式エナジードリンク「BLACK OUT」販売元の株式会社キャスティングドットジェイピー様から賞金100万円と「BLACK OUT」1年分が贈呈される。

▼準烈vsThe 37KAMIINA!
秋山準&大石真翔&岡谷英樹 vs 上野勇希&勝俣瞬馬&MAO

▼DAMNATIONvsDISASTER BOX!
遠藤哲哉&高尾蒼馬&マッド・ポーリー&島谷常寛 vs HARASHIMA&大鷲透&吉村直巳&平田一喜

▼4WAYタッグマッチ
クリス・ブルックス&アントーニオ本多 vs 坂口征夫&赤井沙希 
vs 男色ディーノ&飯野雄貴 vs 岡田佑介&高鹿佑也

<インタビュアー:プロレスTODAY総監督 山口義徳>

【プロレスTODAY増刊号】第2部 彰人&中村圭吾のKING OF DDT2021優勝予想は?サイバーファイトフェスの興奮と余韻、納谷幸男減量の秘密も暴露?

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