【新日本】高橋ヒロムがDOUKIと原点を確認する復帰戦!ベルトさんに9.5ロビーとのIWGPジュニア戦必勝を誓う!8.27 後楽園

ヒロム「オイ、DOUKI!オマエ、これでもリハビリ相手としてオマエを選んだと思うか?オマエはオレにとって唯一、初心に返らせてくれる男なんだよ。高橋ヒロムという名の男が、メキシコで誕生した時、オマエはいつも横にいてくれてただろ?新しいスタートを切らせてくれて、ありがとよ!」

DOUKIは鉄パイプを突き飛ばしながらよろよろと退場。

ロビー・イーグルスがリングに上がりヒロムが詰め寄る。

ヒロム「お~っと…ロビーさ~ん。来てくれたんだ。Please one minutes. Please one minutes.(ベルトを指さしながら)Talk!」

嫌がるロビーに対してヒロムは交渉する。

ヒロム「Please “just” one minutes.」

とたった1分だけであることを要求。後楽園ホールの時計を示して「21, start, OK?」と8時21分からベルトさんとの会話を始めたいと時間指定。ごねるロビーを強引に説き伏せ、時間が来るなり、這いつくばってベルトに話しかけ始めた。

ヒロム「ごめん、ごめん、本当にベルトさん、ごめん。前回話してくれないんでビックリしたんだ。土下座でも何でもするからしゃべってくれ、お願いします!お願いします…そんなに時間ないからマジでしゃべってくれ、ベルトさん。この通り!(土下座する)」

ベルト「ヒロムくん…ボク、喋るよ。でもさ、正直ヒロムくんが悪いんじゃないの?二回もケガしてさ、ボクのこと返上になっちゃってさ。多分ね、みんなそう思ってるよ」

ヒロム「ベルトさん、それはマジできついって!マジで精神的にきつい理由だから。ちょっとそういう理由でオレのこと嫌いになるのやめて…」

ベルト「でもさ~、やっぱり良くないと思う。二回も王者だったのにさ、ベルト返上してカッコ悪いよ!ボク、ヒロムくんのこと嫌い!」

ヒロム「わかったから。次、ロビーから勝ったら、一生ベルトさん…」

ここでロビーはTime upとばかりにベルトを取り上げる。

ヒロム「あーッ!One more minutes!」

と頼み込むも、ロビー・イーグルスはそれを無視してエプロンに移動しベルトをヒロムに見せつける。

ヒロム「OK, OK, Yes。Thank you very much」

と諦めて、ロビーに感謝の意を伝えて退場させる。

ヒロム「オレからしたら、アイツ何しに出てきたのかわかんねえよ。何も言わないで出てきてさ、オレになんか一方的にやらせて帰りやがったよ、なんだったんだよ。なんか言いたいことがあるなら、マイクぶん捕ってでも言えばよかったのに~。こんな変な空気になっちゃったじゃないか…」

ヒロム「いや~、この感じ、久しぶりだな~。帰ってきたって感じするわ~!いや、正直な話、身体痛くてしょうがないんだよ。今日さ、後楽園来るときね、『う~わ、今日復帰戦だ、ヤダな~』って思っちゃったの!でも、これは正直な話だから。でも、やっぱり、プロレスをした後って、こんな気持ち良かったんだな~!快感だぜ~!」

ヒロム「この拍手、懐かしいな~。これに声が加わったら、もっと最高になるのに…チクショーめ。正直に、首の骨でケガしてベルト返上して、復活したと思ったら、また胸を切ってベルトを返上することになった。いくらこのスーパーポジティブなヒロムちゃんでも、会社から『You’re Fired』って正直、言われてクビを切られると思ったよ!覚悟した!でもさ、オレってスーパーポジティブじゃん?そんなことで、ケガしたくらいで、ケガしたくらいだよ!こんなことやってんだもん!ケガしたくらいでメソメソして『どうしよう、ケガしちゃったよ』なんて言ってるレスラー、面白くないとか言って、自分に言い聞かせてるオレがいる!でも、それでいいと思ってる!オレは諦めない!ヒロムちゃんファンのみんな、申しわけない!オレが現役である以上、めちゃくちゃ心配をかける! でもオレは、必ず夢を叶える男だ。だってヒロムだも~ん。レスラーってさ、めちゃくちゃバカなんだよ。でも、この世の中をプロレスの力でどうにかして元気づけようと、みんなが必死で頑張ってんだよ。オレはそんな自分含めたプロレスラーが大好きだ!」

ヒロム「9.5 IWGPジュニアヘビー級選手権試合、ロビー・イーグルス、オレは勝ってベルトをいただく。だから、だから!だからさー!…久しぶりだな。もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと~!みんなで~、楽しもうぜ~!」

次ページ、バックステージでもヒロム劇場は続く

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