TAKAみちのくが『JTO旗揚げ4周年』で目指す「所属20数名がプロレスだけで食える会社作り」への覚悟
プロフェッショナルレスリングJTOのTAKAみちのく代表が7月17日(月・祝)、東京・後楽園ホールで開催する『JTO旗揚げ4周年記念大会』のPRに来社。
旗揚げ4周年を迎え、団体名を「JUST TAP OUT」から「JTO」に改称し、選手数も今や20名を超えた。
旗揚げ5年以内に所属20数名がプロレスだけで食える会社作りを目標とするTAKAみちのく代表に、後楽園大会10試合の見所、そして旗揚げ4周年を迎える心境に迫った。
『JTO旗揚げ4周年記念大会』
日程:2023年7月17日(月・祝)
時間:開場17:30・開始18:30
場所:東京・後楽園ホール
①旗揚げ4周年を迎えて現在の心境
――いよいよJTO旗揚げ4周年記念大会が迫ってまいりました。7月17日東京後楽園ホール大会。もう4周年ですか。
あっという間に4年経っちゃいましたね。
――4年って本当に早いなと私達も思うんですけれども、TAKA代表はこの4周年を振り返ってみていかがですか。
あっという間ですよね。4周年の4年って言っても、その間の2年はコロナ禍だったので。旗揚げして1年と少しくらいでコロナになってしまったので、本当によくここまで来たなというのと、あとは思い描いていたものが少し崩れたなと。本当は3周年ぐらいでもう少し大きいところを目指していろいろ考えていたことがあったんですけれども。気づいたら4年経っていました。早いです。
――今回のコロナでプロレス界、スポーツ界、エンターテイメント界が全て沈んでしまったというところがありました。その渦中にJTOも巻き込まれたというところがあったと思いますけれども。
そうですね。
――それでも着々と選手数を増やしていったというTAKA代表の手腕は相変わらずすごいなと本当に思っています。
それよく言われるんですけれども、でもそれこそKAIENTAI-DOJO時代を思い起こしても、選手数だけは多かったんです。選手は育つけれども会社は育たないという。KAIENTAIは自分は17年やりましたけれども、結局その17年で何人の選手がプロレスで食えたか。
何人の選手が本当に一流になれたかといったら、「うーん」と今でも思うので、今のままだと選手数はまだまだ増えると思うんです。だけれども会社を育てなければ、イコールTAKAみちのくを社長として自分でもっと育てなければ、KAIENTAI-DOJOと一緒になってしまうと思っています。
だから正直焦っています。3年で到達しようと思ったところに4年経っても到達できていないんです。来年の5周年までに目標としているところに到達しなければもう終わりだなと思っています。これから1年が勝負の時です。
――いわゆる背水の陣を引いてやっていくということですね。
本当にそうです。
――そういった意味ではTAKA代表が厳しいコロナ禍でも継続してこられたということも、今までの実績や周囲との繋がりがあったからなんでしょうね。
プロレス界とプロレス界以外の人たちに恵まれて何とか生かされてきたという感じです。本当に。それがなければもう間違いなく終わっていました。
――タカタイチ興行含め、デスペ選手も含めた神興行と呼ばれた大会なんかもこの間に実施されました。
新日本プロレスに一昨年の暮れに復帰して、タカタイチが復活して、去年はタカタイチ関連で大会を4つやったんです。それで収益がすごく上がって、去年は割とひゅっと越せたんです。さらに言えば今年のついこの前まで、その蓄えで回ったんです。去年、自分の30周年もあってタカタイチデスペという自分が手がけた中でも最大の大会があって、代々木に2,000人入りました。
あれがピークではダメだと思うんですけれども、自分が今までやってきた中では一番の手がけた興行だったので、タカタイチやタカタイチデスペというのを取り外してでもできなくてはいけないということで、去年でタカタイチ興行は終わって、鈴木軍も終わったわけで、今年はタカタイチ興行はないわけです。
会社はかなり収益的に厳しく何とか回していますが、このままではいけない状態で本当に焦っています。
――本当に厳しい中でも4周年を迎えて今回は東京後楽園ホール大会、JUST TAP OUTとしても真骨頂を発揮しないといけない大会になると。
そうですね。
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