【2AW】若松大樹が3WAYでのタッグ王座防衛戦へ弱気発言「自信がないです」

千葉密着・発信型プロレス2AWのタッグ選手権王者・若松大樹が7月23日(日)、『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』大会のPRに来社。

今大会で若松は滝澤大志​と共に保持する2AWタッグ王座を懸けて3WAYタッグマッチに出場する。

大日本プロレスでデスマッチファイターとしても活躍する若松に、タッグ防衛戦への意気込み、対戦相手の本田アユム&CHANGO組・真霜拳號&KAZMA SAKAMOTO組、またシングル王座戦の勝敗予想、そして今後の目標を聞いた。

『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』
日程:2023年7月23日(日)開場12:15開始13:00
開場:千葉・TKPガーデンシティ千葉 3F シンフォニア

①2AWタッグ選手権試合 3WAYタッグマッチへの意気込み

▼2AWタッグ選手権試合 3WAYタッグマッチ
《王者組》滝澤大志​&若松大樹
         vs
《挑戦者組》本田アユム&CHANGO(フリー)
         vs
《挑戦者組》真霜拳號&KAZMA SAKAMOTO(GLEAT)

ーー7月23日TKPガーデンシティ千葉大会での今回は2AWタッグ選手権3WAYタッグマッチに王者として挑まれますが、防衛戦への意気込みをお聞かせください。

2AWタッグ選手権試合と名がつく以上、タイトルマッチですし負けるわけにはもちろんいかないんですけど、ただ正直に、本当に正直に言わせてもらうと、結構自信がないですね。

ーー自信がない?それはどうしてですか?

3WAYで滝澤さんも自分も多分そんな勝った覚えがないっていうか。自分なんかは1回だけ勝ったことがあるんですけど、それも2カウントルールという特殊ルールですし。その3WAYやって数回しかやってないうちで難しいなって毎回思わされてた中で、さらに相手が本田アユム&CHANGO組と真霜拳號&KAZMA SAKAMOTO組っていうかなりクセの強い、かつなんか3WAYとかそういうのが得意な相手なので、ちょっと防衛しなきゃいけないなと思いつつ、正直なところ、自信がそんなにないですね。

ーー王者まさかの弱気発言です(笑)。確かに3WAYでは真っ向勝負だけでは勝てない、非常に頭を使わないと、対戦相手も1組だけを見てるんじゃなくて、もう片方も見ていかないといけないので。プロレスラーとしての真価を問われますね。

そうなんすよ。滝澤さんも自分もなんか、とりあえずやってみようみたいなことが多いんで、連携にしても何にしても。やってみようって思いすぎてもう1チームが、見えなかったりするんじゃないかなっていうその懸念点とかもあるんで。ちょっとでも、3WAYならではのことを試合までに考えつつ、前哨戦等こなしていければなというふうには思いますね。

ーーしかも今回王者チームとして防衛戦になるので、絶対負けられない一戦です。

それこそ2AWタッグ戴冠したときに、所属の選手と防衛戦やりたいって言ってる中で、本当はあの真霜拳號&十嶋くにお組との防衛戦が決まったんですけど、十嶋選手の怪我によって流れて、今回もまた違うタイトルマッチが組まれて。僕らがベルトを落とした場合は新しくチャンピオンになるチームはどっちも他団体の選手がいるんで。2AWの名が付くベルトである以上、僕らがしっかり防衛しないなというふうには思ってますね。

ーーなるほど。本田アユム&CHANGOチームなんかはホント曲者なので、隙を突かれてうまく持っていかれる可能性もあります。真霜選手とKAZMA SAKAMOTO選手は昔からの繋がりがあり強敵です。

真霜拳號、KAZMA SAKAMOTO組にはタッグマッチで自分ら負けてるので。本当にチャンピオンとしてちょっと不甲斐ない結果を残してしまったので、リベンジしたいなと思いつつ、ちゃんと本田アユム&CHANGOも見なきゃいけないんで。

ーーKAZMA SAKAMOTO選手はいかがですか?

やっぱ力が強い、見た目通りだなっていうのと、でもその力に頼らない、なんかこうリズムの崩し方がとても上手…上手と言ったらあれですけど、なんか上手い選手だなと思って。それに狂わされた部分があったので。それも、3WAYで絶対作用するだろうなっていうふうに考えるので、本当厄介ですね今回の3WAYは。

ーーKAZMA選手は体格も大きくて、海外でお客さんとの間の取り方なんかも非常に長けている選手なので。やっかいな相手になりそうですね。

②パートナー滝澤大志とのチームワーク

ーー王者組は滝澤選手と若松選手のタッグプレーや、チームの絆みたいなものが、今回試されてるんじゃないかなと思いますが、実際チームワークはいかがですか?

チームワークは…まぁ、言葉を選ぶとしたら、悪くないっていう感じですね。チームワークいいですとはいかないんですけど、まぁ、悪くないかなと。

ーーなるほど。普段のコミュニケーションは?

普段はそんな多くは喋らないかもしれないですね。

ーー滝澤選手はどっちかというとシャイな方ですよね。そんなに自分から積極的にっていうタイプじゃないのかもわかんないですけど。ただ試合となるとコミュニケーションやコンタクトを取っとかないといけないとダメかと思いますが、その辺りはいかがですか?

滝澤さんとはプライベートで話すことがなくても、プロレスに対する考え方がすごい似てるなっていうふうには感じるので、だから連携やるにしても、これやったときはこれやろうっていうのが結構2人合うことが多いので。そういう点で本当にやりやすいというか。いいように使ってもらってるし、僕もいいようにあのパワー、あの体を使ってるなっていうふうには感じますね。

ーー滝澤選手と組んでて学んでることって何かあったりしますか?

滝澤さんがいつも試合を楽しもうとしている選手だなと僕は思ってるので。それこそちょっと悪い時期があったんですけど、滝澤大志が。その時期ですらも、なんかあれ、こいつだけ試合楽しんでないかみたいなこともあったので、試合を楽しむっていう点は僕は学べてるのかなとは思いますね。

ーーパートナーとして本当に頼りになりますよね。

滝澤さんも試合前すげえ緊張してるんですよ。タッグマッチ前とか一緒に入場するんですけど、「あぁ、緊張する」みたいな言ってるんで、緊張はしてるんだなみたいな(笑)。緊張しつつ楽しんでるんだなっていう。

ーーなるほどですね。滝澤選手のあのチョップなんかはもう本当ひどい、やられる人本当にいつ見ててもかわいそうだなと思うんですよね(笑)。

僕がタッグを組んだ理由は、もうそれをもらいたくないからって(笑)。いや嘘ですけど、冗談ですけど、それも.0.1%ぐらいあんのかなみたいな(笑)

ーー滝澤選手のあのチョップ見てると、対戦相手は嫌だろうなっていうのがすごい感じます。ダブルチョップがね。あれは日本有数のチョップのチョッパーだなとは思います。

組んでる自分もそのコーナーで控えて、相手が喰らったら僕も胸を押さえて「ア゛ー!」みたいなジェスチャーしちゃったりしますもんね、「ア゛ー!」ってたまに言って、痛そうつって(笑)

ーーそれだけ説得力があるんですね。見ている方はね、痛いだろうなと思いながらも気持ちいいなって。やっぱあれが出るのと出ないのとはだいぶ違うかなと思うんですよね。

そうですね。

ーー若松選手と滝澤選手のそういうコンビネーションがいい意味であんまり遠慮せずにやってるっていうところが、僕はなんかすごくタッグとしていいんじゃないかなと思います。

パートナーに対して遠慮しないっていう部分はやっぱり、大日本プロレスのアブドーラ・小林選手から学んだなっていう。(最侠タッグリーグ2022優勝)もう俺らはそのパートナーになった以上先輩後輩じゃないかなっていうふうに言ってもらって。そっからアブちんと呼んだり、若マティって言ってもらったりしてて。その呼び名こそ滝澤さんとは決めたりはしないんですけど、でも遠慮せずに、いろいろやるっていうのはそこで学んだかなと思いますね。

ーープロレスラーとして一皮やっぱり完全にむけましたね。

でもよく言われます(笑)

ーーそれはすごく感じます。

あっ、本当ですか(笑)

ーーそういう姿を見て、やっぱりだいぶ変わってきたなっていうのが、見てて僕は嬉しいですね。頼もしいし嬉しいし、もう誰から星を取ったとしても金星とか言われないような、そういう選手になってきたなっていうのはすごい思いました。

ありがとうございます。

➡次ページ(対戦相手について)へ続く

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