【DDT】11月に引退の赤井沙希が坂口征夫、岡谷英樹とのイラプションで涙のKO-D6人タッグ王座奪取!

11月に引退の赤井沙希が坂口征夫、岡谷英樹とのイラプションで涙のKO-D6人タッグ王座奪取! 
全日本プロレスTV認定6人タッグ王座とのダブルタイトル戦を希望

 DDTプロレスが7月23日、東京・両国国技館で真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2023」を開催した。

11月12日の両国大会で引退する赤井沙希が坂口征夫、岡谷英樹とのイラプションで、王者組のハリマオ(樋口和貞&中津良太&石田有輝)からKO-D6人タッグ王座を奪取。イラプションは全日本プロレスTV認定6人タッグ王座とのダブルタイトル戦をぶち上げた。

赤井は元メンバーの樋口、坂口とのトリオで2020年6月20日から11月14日まで同王座を保持しており、思い入れ深いベルト。その後、何度か挑んだものの奪還はならず。先の引退会見で同王座挑戦を熱望し、高木三四郎社長が受諾した。

王座奪取に燃えるイラプションは奇襲を仕掛け、赤井は中津にダイビング・ボディアタック、張り手を連発するなど攻め込んだ。ハリマオも石田が相撲殺法、樋口が坂口にチョップを連打し反撃。

赤井は坂口のアシストを得て、樋口にケツァル・コアトルを繰り出すと、場外ダイブを敢行して、樋口と中津を排除。岡谷はエルボー、顔面蹴り、ダブルアーム・スープレックスを決めて3カウントを奪った。試合後、両軍はノーサイドで握手を交わした。

坂口は「このタイミング、この会場でベルト獲れたのはすごくうれしい。赤井が言ってたけど、今のイラプションが一番強い。それを証明できた。赤井に感謝してる」と笑み。赤井は「次の両国で引退が決まってて、残り数ヵ月で駆け上がるだけ駆け上がりたいと思ってて。ここを逃すと次は絶対ないと思ったんで。この3人でベルト巻きたいと思ってたんで、獲れてよかった。岡谷君が初めてのベルトで、リング上で感極まって、タッグパートナーの状態で、そういう姿を見れてよかった」と涙。岡谷は「これから俺たち3人がかき回してやる。もう一つ、全日本! どの団体でも挑戦していいんだな? だったら俺たち3人で全日本の6人タッグのベルトに挑戦させろ。なんだったら、KO-D6人のベルトかけてやるよ。ダブルタイトルでやってやる」と挑戦表明。

全日本の7・22松江大会で、王者組のATM、大森隆男、ブラックめんそーれが性別問わず、他団体からの挑戦を呼び掛けたが、これにイラプションが呼応したもの。赤井は「私は全日本の名古屋国際(8月27日)に参戦が決まってるので、坂口さんと岡谷君を連れて、この勢いで乗り込んであげたいと思います」と発言。DDTでは8月27日の昼、後楽園ホール大会があるが、新幹線で移動すればダブルヘッダーは可能。坂口は「俺ら3人グリーン車用意しろ。俺らギャラ高いぞ。ATM、払えんのか?」と意気上がった。

【大会名】WRESTLE PETER PAN 2023
【日時】2023年7月23日
【会場】東京・両国国技館
【観衆】3465人(満員)

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○正田壮史 vs 須見和馬●
6分48秒 片エビ固め
※正田のチカラKOBUムキムキ

▼第二試合 30分一本勝負
高木三四郎&○川松真一朗&夢虹 
vs 
高梨将弘&小嶋斗偉&瑠希也●
8分30秒 体固め
※下町ロケット

▼第三試合 3WAY6人タッグマッチ 30分一本勝負
土井成樹&大鷲透&平田一喜 
vs 
藤田ミノル&MJポー&○KANON 
vs 
鈴木鼓太郎&岡田佑介&高鹿佑也●
11分45秒 片エビ固め
※ベトナムドライバーⅡ

▼第四試合 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人 with カチキレ久弥 
vs 
彰人●&高尾蒼馬&下東由朋 with ブチギレ氏原
9分42秒 片エビ固め
※セクシー・キャノン

▼第五試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○ちぃたん☆&ポコたん 
vs 
アンドレザ・ジャイアントパンダ&スーパー・ササダンゴ・マシン●
11分50秒 体固め
※ちぃ☆ポコトリガー

▼第六試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>樋口和貞&中津良太&●石田有輝 
vs 
<挑戦者組>坂口征夫&赤井沙希&岡谷英樹○
9分27秒 片エビ固め
※ダブルアーム・スープレックス。ハリマオが初防衛に失敗、Eruptionが第52代王者組となる。

▼第七試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●TAKAみちのく vs  MAO○
13分11秒 片エビ固め
※フェニックス・スプラッシュ

▼第八試合 スペシャルタッグマッチ~納谷幸男復帰戦 30分一本勝負
HARASHIMA&●納谷幸男 vs 秋山準&入江茂弘○
13分25秒 体固め
※ビーストボンバー

▼第九試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○KONOSUKE TAKESHITA vs 上野勇希●
12分53秒 体固め
※コーナーへのブレーンバスター

▼第十試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>●遠藤哲哉 vs マット・カルドナ○<挑戦者>with ステフ・デ・ランダー
15分43秒 片エビ固め
※レディオサイレンス。遠藤が2度目の防衛に失敗、カルドナが第11代王者となる。

▼セミファイナル 株式会社メキシコ観光 presents ドラマティック・ドリームマッチ 30分一本勝負
○エル・デスペラード vs 佐々木大輔●
20分32秒 ヌメロ・ドス

▼メインイベント グッドコムアセット presents KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>●火野裕士 vs クリス・ブルックス○<挑戦者>
21分4秒 片エビ固め
※プレイングマンティスボム。火野が3度目の防衛に失敗、クリスが第81代王者

<写真提供:DDTプロレス>

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