【東京女子】SKE48荒井優希が「東京プリンセスカップ」初のベスト4進出!「3年目なんで山下実優さんは怖くない。倒します」

 東京女子プロレスが7月29日、東京・後楽園ホールで「第10回東京プリンセスカップ」準々決勝を開催した。SKE48荒井優希が遠藤有栖を破り、初のベスト4進出を決めた。荒井は準決勝(8月12日、後楽園)で同団体の“エース”山下実優と対戦が決まり、意気込んだ。

 荒井は一昨年は1回戦負け、昨年は2回戦で乃蒼ヒカリに敗退を喫している。3回目の出場となった今年、1回戦では乃蒼にリベンジを果たしベスト8入り。準々決勝では同年デビューの遠藤と激突した。

 遠藤の執ようなキャメルクラッチに苦しんだ荒井だが、なんとか耐えてエルボーのラリーに発展。

 フルネルソンバスターからのFinally(カカト落とし)は阻止されるも、すかさず新人賞を叩き込む。

 さらに荒井はFinallyを繰り出して3カウントを奪取した。

 準決勝進出を決めた荒井は「一番キャリアが近くて、練習以外でも仲良くしてる有栖ちゃんと、初めてシングルマッチで。ずっとやりたいと思ってたから、すごくうれしいし、勝てたことが自信になりました。1回戦、2回戦での自信をもって、自分らしさに自信をもって、次挑んでいきたい」と笑み。

 大会終了後、準決勝の組み合わせ抽選が行われ、カードが山下vs荒井、辰巳リカvs上福ゆきに決定。山下と荒井は2021年12月18日に名古屋国際会議場イベントホールで一騎打ちを行っている(山下の勝利)。この決定を受け、荒井は「名古屋のときは1年目。私も3年目なんで怖くない。倒します」、山下は「名古屋以来なんで、楽しみ。突っ走るしかないんで、相手が誰であろうと倒すだけ」とともに勝利を誓った。

 なお、9月18日の名古屋大会に引退を控えた赤井沙希(DDT)が参戦し、荒井と“最後の令和のAA砲”を結成することが発表された。

【大会名】東京プリンセスカップ
【日時】2023年7月29日(土)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】437人

▼第一試合 20分一本勝負
○長野じゅりあ&鳥喰かや vs 上原わかな&HIMAWARI●
7分47秒 体固め
※旋風脚

▼第二試合 20分一本勝負
○ハイパーミサヲ&角田奈穂&愛野ユキ vs 桐生真弥●&原宿ぽむ&猫はるな
0分42秒 ラ・マヒストラル

▼再試合
ハイパーミサヲ&○角田奈穂&愛野ユキ vs 桐生真弥&原宿ぽむ●&猫はるな
6分2秒 神鷹

▼第三試合 20分一本勝負
瑞希&●凍雅&風城ハル&大久保琉那 vs 乃蒼ヒカリ○&らく&鈴芽&鈴木志乃
12分31秒 ブリザード・スープレックス・ホールド

▼第四試合 トーナメント準々決勝 時間無制限一本勝負
●遠藤有栖 vs 荒井優希○
13分1秒 片エビ固め
※Finally

▼第五試合 トーナメント準々決勝 時間無制限一本勝負
○上福ゆき vs 渡辺未詩●
12分22秒 片エビ固め
※フェイマサー

▼セミファイナル トーナメント準々決勝 時間無制限一本勝負
○山下実優 vs 宮本もか●
12分55秒 片エビ固め
※Skull kick

▼メインイベント トーナメント準々決勝 時間無制限一本勝負
○辰巳リカ vs 中島翔子●
19分10秒 ホワイトドラゴンスリーパー

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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