【新日本】オスプレイがフィンレーのダーティーファイトを凌ぎ準決勝進出「今は俺の時代なんだ」

新日本プロレスは8月10日(木)、千葉・船橋市総合体育館（船橋アリーナ）にて『G1 CLIMAX33』第17戦を開催した。

■試合後バックステージコメント

オスプレイ「ジェフ・コブとグレート-O-カーンがいなければ勝ててなかった。数で圧倒されていたが、ありがたいことにUNITED EMPIREには兄弟の絆があるからな。俺たちは必要な時に、互いの背中を守れるんだ。ありがとう、ジェフ。ありがとう、オーカーン。HENAREも、エディ・キングストンにやられていなかったら駆けつけてくれてただろう。
忘れるところだった、フィンレー、多くのことが変わったが、それでも多くのことが変わってはいないんだ。去年のお前が幸運だったのは間違いない。だがあんな幸運は２度と手に入れることはできない。気味が悪いテーマ曲に、気味が悪い髪型、変なジャケットに、変な仲間を手に入れようが、常に俺はお前より上をいく。常に俺の方が優れているんだ、フィンレー。
そして俺は前進し、リョーゴクに向かう。『準決勝に進む』と皆に言ったとおりだ。そして今、『決勝に進む』と言わせてもらおう。だからチケットを買うんだぞ。（準決勝の）相手はナイトー。去年の再来だな。『G1』準決勝。お前は勝ち、俺の前に立ちはだかった。お前が去年のことから教訓を得ているといいがな。

お前に教えてやろう。リョーゴクで行われるシングル戦で、俺は１回しか負けたことがない。俺にとって初めてだったKUSHIDAとの試合だけだ。記録を調べてみればいい。それ以降、ホームであるリョーゴクでのシングル対決では、毎回俺が勝るんだ。
ホームと呼べるのは、2019年に日本に引っ越し、リョーゴクに住んでいるからだ。毎日、スモーアリーナの横を通りながら、その美しさにわずかな驚嘆と、畏敬の念を抱く。初めてその中に足を踏み入れた時に感じた気持ちだ。鳥肌がまた立つだろう。あの会場を俺がどれだけ愛しているか。ナイトー、俺はあの会場に愛されているんだ。あの会場は俺の物だ。あれは俺の屋敷だ！
ポール・ロビンソン（英国出身のサッカー選手）へのメッセージだ。今は俺の時代なんだ。あの歓声を聞いたか？歓声だけじゃない。俺がどこへ行こうと……エル・ファンタズモを応援するオーサカは例外だが、そのほかの地では誰もが、今現在、世界ナンバーワンのレスラーが誰なのかを知っている。オスプレイデス。ナイトー、十分休め。リョーゴクで会おう」

フィンレー「（※フロアに座り込んで）ハーッ……。オスプレイ、お前はバカな人生の中で、大きな間違いを犯した。俺のものであるトーキョードームのメインイベントを奪い取った！ハァー……。絶対に許さない。決して忘れないからな。
お前を標的にする。後頭部に気をつけろ。お前が最も予期しない時に襲ってやる。奪ってやる。俺がお前からすべてを奪う。わかったか？イギリス人はクソだな。お前を終わらせてやる。終わらせるからな、ウィル・オスプレイ！」

＜写真提供：新日本プロレス＞