【新日本】海野が前日会見でオスプレイに宣戦布告「USの形にちゃんと戻した状態で、その次に進んでいきたい」

新日本プロレスは11月3日(金・祝)、大阪府立体育会館内でIWGP US(UK)ヘビー級選手権試合、<王者>ウィル・オスプレイ vs <挑戦者>海野翔太の公開調印式を行った。

『POWER STRUGGLE ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2023~』
日時:11月4日(土) 15:30開場 17:00開始 ※第0試合は16:30試合開始予定
会場:大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)

■IWGP US(UK)ヘビー級選手権
<王者>ウィル・オスプレイ
vs
<挑戦者>海野翔太

会見に出席した海野はUSヘビー挑戦について「まだ名もなきヤングライオンだった頃、この大阪の土地でジョン・モクスリーと出会いました。そこから彼に認められて、トレーニングパートナーに抜擢させてもらい、練習を積んでくごとに認められて、付け人業を行うことになりました。自分はチャンピオンじゃなくてただのヤングライオンだったけども、USヘビーのベルトを管理して、ただのヤングライオンがUSヘビーと過ごしてる時間が長く、僕の中ではとても思い入れのあるベルトでした。」と語った。

続けて「凱旋して1発目に、チャンピオンのウィル・オスプレイが持っているUSヘビーに挑戦したかったですし、勝手に捨てられたからといってそれを捨てるほど、僕はあきらめきてれもなかったですし、USをしっかり獲って、USヘビーにもモクスリーにも恩返しをして返すってことが僕の中では筋だなと思って、今回、彼には持ってきていただきました。」と説明。

その後は英語でオスプレイに向かい「USタイトルはショータ・ウミノを成長させてくれた。ジョン・モクスリーもショータ・ウミノを成長させてくれた。それは俺の大きな思い出だ。俺の思い出が、そのUSヘビー級タイトル。だからといってUKヘビー級タイトルをないがしろにしているわけじゃない。同じぐらい大切だ。同じぐらいだけど、俺にとってUKタイトルも重要だ。俺の頭の中ではUSもUKも価値は同じ。お前がUKタイトルにこだわりを持っているのは構わない。それは理解できる。俺の頭の中では差はない。だが俺の胸の内ではUSタイトルがまだ生きている。明日、俺は両方のタイトルをいただく。俺には自信がある。お前を倒す。俺が勝つ。サンキュー、トゥモロー」と王者を挑発。

その後は質疑応答に移るとオスプレイに「生ぬるい、本気を見せてみろ」と言われたことに対しての回答として海野は「生ぬるいって思ってるんだったら別にいいですけど。あくまでそれが自分の原動力であり、あくまで恩返しをしたいんで、もっとその先を見てるただの一部分にすぎないので、それは別に気にしてないですね」と回答。

続けてUSとUKの2本のベルト、勝利した場合のUKのベルトの今後について問われると「両方持とうかなと。でもボクの中でUSがまずは、あの、以前東スポの取材でもお答えしたと思うんですけども、もともとUSヘビーっていうのは新日本が決めたタイトルですし。勝手にチャンピオンがUKって言って、持ち込んで、それで変わるような、会社がそういう判断していいのかボクはわからないですけれども。もともとUSヘビーってものが新日本プロレスのベルトなので、まあ封印というか、形はわからないですけれどもよくよくはUSの形にちゃんと戻した状態で、その次に進んでいきたいと思いますね。」と考えを明かした。

<写真提供:新日本プロレス>

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