Sareeeが1.16自主興行第3弾で橋本千紘へのリベンジを決意!大会プロデューサーとして見所も解説
来年1月16日(火)東京・新宿FACEにて『Sareee -ISM Chapter III』を開催するSareeeが大会PRにプロレスTODAY編集部に来社。
全米No.1のプロレス団体のWWEを退団してから約半年が経過し、今回の自主興行が早くも3回目となる『Sareee -ISM』。
前2回の新宿FACE大会も満員のファンとなるこの大会の魅力を、他ならぬ本人に直撃。
また帰国初戦の一騎打ちで惜敗した橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)へのリベンジマッチや、大会プロデューサーとして各試合の見どころ、そしてレジェンド女子選手への想いを語ってもらった。
『Sareee -ISM Chapter III』
日時:2024/1/16(火)開始:19:00~ (開場 18:00~)
会場:東京・新宿FACE
①『Sareee -ISM Chapter III』自主興行3度目の開催について
――来年の1月16日、新宿FACEにて行われます『Sareee -ISM』としては、なんと3回目になります。
そうですね。
――しかも毎回、満員のお客様が来られて。
そうなんですよ。
――改めてSareee選手の雄姿をお客さんが待っているという部分を感じます。
ありがとうございます。
――今回第3回を迎えるという部分ではどんな感想をお持ちですか。
そうですね。私、日本復帰してもっと経っているのかなと思っているんですけど、実際は半年くらいしか経ってなくて。その間に第1回、第2回とも成功で終わらせていただいて。まさかこんな短期間で3回目ができるとは思ってもいなかったですね、復帰当時は。
――そうなんですね。
もう本当にどうなるんだろうという感じで。自分自身、約3年ぶりの日本のリングだったので「みんな、どうなのかな。待っていてくれてるのかな」とか不安は正直あったんですけど、嬉しいですね。本当にありがたいです、ファンの皆さんには。
――第1回はご祝儀的にいっぱい集まってくれるというのはあるんですけど、2回目も含めて超満員でした。
2回目はKAIRI選手とのドリームタッグだったので。
――あの試合も見ていて本当にワクワクしました。
ありがとうございます。
――そして第3回もすでに売れ行きも好調だという部分もあると思いますけども。
そうですね。チケットをストアで販売しているんですけど、売ったら開始2分でカウンター席完売みたいな。
――すごい。
本当に皆さん、一生懸命に時間に合わせて取ってくださったと聞いて、本当に感謝しかないです。
――なぜここまで支持されているのか自己分析は、何かあったりしますか。
何なんですかね。全然分からないです。
――もしかしたら「闘いの本質を見せたい」とSareee選手が発言したように、キラキラした闘いだけじゃなく、激しい試合スタイルという皆さんが求めているものを『Sareee -ISM』が提供できているんじゃないかなと思うんですよね。
それだったら最高に嬉しいですね。そう思って皆さんが来てくださっているなら。
――メインイベンターとして最後に登場するのってどんな気分ですか。
もう自分が主役だと思って、堂々と行っていますね。
――プレッシャーみたいなものっていかがですか。
プレッシャーですか。プレッシャーとはまた何か違った感じなのかな。プレッシャーというよりも、とにかくやらなきゃという使命感になった気がしますね。3年前とはやっぱり何かちょっと違います、試合に対する気持ちというか。前はやっぱりプレッシャーだったり、絶対に負けられないというのは当たり前なんですけど。団体も背負っていましたし、何かそういうプレッシャーみたいなものに押し潰されそうになったり。見せないですけど、試合前は実際そういうものにナーバスになったり、ありましたけど。今はそんな風になっている場合もないので。プロデューサーとしてもそうですし、守ってくれる人もいなければ、すべて自分の責任なので。そういう面では強くなったなと思いますね、本当に。
②帰国第1戦のリベンジマッチとなる橋本千紘戦について
▼メインイベント
Sareee (Sareee-ISM) vs 橋本千紘(センダイガールズ)
――凱旋大会となった『Sareee -ISM Chapter I』での橋本千紘戦、今回はそのリベンジマッチが組まれました。その橋本千紘戦についての感想の前に、橋本選手から結構辛辣な発言がありました。
めちゃくちゃ言われましたね。なんなんだよってくらい。
――でも1番火を付けやすいワードを、あえてチョイスしてきたと思うんですよね。
そうですかね。そうなのかな。
――『お前はただのカワイイ女子レスラー』みたいな発言は、Sareee選手って昔からそういうの1番言われたくない言葉じゃないですか。だからこそ、あえてそのワードを持ってきたと思うんですよね。それについてはいかがですか。
復帰1戦目に橋本とシングルをして、自分の中ではやっぱり今までライバルとしてお互いに2つのベルトを賭けてやったりしてきて、本当にライバルだったんですよ。どっちが勝つか負けるか、みたいな闘いだったのに、今回もそうなるんだろうなと思って挑んだ5月の大会が、私の中ではかなり差をつけられたなという印象だったというか、体感したんですよ。プロレスってこんなにきつかったんだ、こんなに苦しいんだってくらい。本当に初めてってくらい試合中に苦しかったし。
――そこまでの差は感じませんでしたが、試合後にもそういう言葉が出ていましたね。日本とアメリカの闘いの違いみたいなものもあったのかも分からないですけど。
やっぱり悔しいですけど認めざるを得ないというか。自分の中でそういう悔しい思いを持ってこの半年間やってきたので、もうここは橋本千紘にリベンジ。もう1回闘いたいとシンプルに思って、このカードを組ませてもらいましたね。シンプルですね。ただ単にリベンジしたい。勝ちたいし、このままじゃ終わらせたくないし。橋本千紘にもやっぱり舐められているじゃないですか。蓋開けてみたら、やっぱりそう思っていたんだなと思いますし、これは本当に1回ぎゃふんと言わせなきゃいけないなと思います。
――Sareee選手と橋本選手の試合は常にスイングするし、スリリングな部分を僕ら観客としても見せてもらっているので非常に楽しみなカードです。チーム200キロとしてタッグでも戦績を残し、シングルプレーヤーとしても日本のトップを走る橋本選手。そしてSareee選手自身もSEAdLINNNGでシングル王者にとして、帰国第1戦とは違うバリバリのSareee選手が戻ってきていると思っています。
本当にそうなんですよ。そこを舐められているなと本当に思ったので。やっぱり私的にはもう橋本千紘 vs Sareeeといったら正々堂々闘うというもので考えていたので。リベンジしたいとシンプルに言ったものをあんな風に返されるとは、まさか思わなかったですね。橋本千紘にそんなことを言われる日が来るとは思わなかったので。1番言われたくない言葉を言ってきたなという。
――ある意味、心理戦を仕掛けてきているんでしょうね。
そうですかね。自分は怒りしかない。そんなの通用しないですよね。言っていいこと、悪いことがあるだろっていう感じですかね。
――岩田選手にもそういう挑発をしてきていますからね。
失礼にもほどがありますよ。私は勝ってますから、仙女のチャンピオンに。
――そういう意味では改めて橋本選手に実力を示していくということですね。
あとはやっぱりもう今までのSareee vs 橋本千紘とはまったく違った闘いになるんじゃないですかね。
――なるほど。新章に突入すると。
そうですね。もうライバル関係も終わらせるとか言われたし、そんな軽いものなんだっていう、こっちからしたら思いますね。
――新たな闘いの扉が開く瞬間を見られるかもしれないですね。
そうですね、はい。
――Sareee選手にとってすごく重要な一戦だと思うので注目したいと思います。
意地でも勝ちますね、この試合は。
――第1回のときとは発言の趣旨が違ってきているので、その辺りはひしひしと今伝わってきました。
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