【新日本】SANADA裏切り劇でH.O.T加入、BULLET CLUB内に激震を引き起こす!EVIL「話はできてんだよ」
新日本プロレスは4月5日、東京・両国国技館にて春のビッグマッチ『SAKURA GENESIS 2025』を開催。
『SAKURA GENESIS 2025』
日時:2025年4月5日 (土) 15:30開場17:00開始
会場:東京・両国国技館
観衆:6,640人
注目の一戦となったのは、激化するBULLET CLUB内の抗争を象徴する「NEVER 6人タッグ戦」。WAR DOGSの成田、裕二郎、SHOが、第30代王者組として迎える初防衛戦に挑んだが、相手はゲイブ、モロニー、石森の強力な挑戦者軍であった。
試合開始早々、WAR DOGSは奇襲を仕掛け、成田が孤立する場面が見られた。ゲイブと石森はコーナーを利用したムーンサルトアタックを敢行し、成田と裕二郎を一気に追い詰める。
しかし、試合はここから劇的に展開を見せ、H.O.T(HOUSE OF TORTURE)は一気に反撃に出た。モロニーがSHOを場外に放り出し、両軍は観客席まで入り乱れて激しい乱闘を繰り広げる。
その後、H.O.Tはモロニーを孤立させ、成田とSHOはモロニーの足を押さえ込み、裕二郎が急所にヘッドドロップを決めるなど、攻撃を加えた。
しかし、モロニーは怪力を発揮し、成田を持ち上げると、ゲイブと石森がそれぞれ得意の技で成田に大ダメージを与える。さらにモロニーは成田を肩車し、ゲイブがフライングラリアットでダブルインパクトを決め、成田を追い詰める。
試合は混戦に突入し、各選手が自らの強さを証明するかのように激しい攻防を展開。石森がSHOにスワンダイブ空中胴締め落としを決め、成田が石森にフロントハイキックで応戦する場面が続いた。しかし、成田はゲイブのラリアットをかわし、ランニングネックブリーカーでゲイブを倒す。
試合の終盤、SHOはラフプレーで攻め立て、ゲイブにダブルハンドラリアットで反撃されるものの、再びSHOは卑劣な手段で試合を有利に進める。さらに、モロニーに対してもトーチャーツールを持って急所攻撃を加え、勝利に向けて突き進んだ。その後、SANADAとコナーズがリングに飛び込むものの、衝撃の展開が待っていた。
SANADAは突如としてH.O.TのTシャツを披露し、裏切り行為を示唆。場内が騒然となる中、ゲイブとコナーズがリングに飛び込むも、SANADAたちは足早に場外へと逃げ去った。
SANADAは壊れたギターを肩に担ぎ、ゲイブたちに挑発的な表情を浮かべながら退場した。
<試合結果>
▼第4試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
<第30代チャンピオンチーム>
SHO 〇
高橋 裕二郎
成田 蓮
vs
<チャレンジャーチーム>
石森 太二
ドリラ・モロニー ×
ゲイブ・キッド
7分30秒 片エビ固め
※チャンピオンチームが初防衛に成功
試合後の控室では、選手たちの間で激しい言葉の応酬が繰り広げられた。裕二郎は「まずは乾杯するか」と言いながら祝杯を交わし、SHOは「格が違うんじゃ」と自信を覗かせる一方で、EVILは「OK、SANADA。オイ、WAR DOGSよ、ざまあみろ、コノヤロー!話はできてんだよ、ハッハッハーッ!わかったか。よく覚えておけ」と冷徹な発言をしていた。
一方、ゲイブは感情を抑えきれずに「俺はもう頭がおかしくなりそうだ」と語り、モロニーは「最初から信頼していなかった」とSANADAの裏切りに対する怒りを露わにした。さらに、「本当のWAR DOGSがどんなものかを見せてやる」と宣言し、今後の展開に対する強い決意を表明した。
一連の裏切り劇に対して、石森は「WAR DOGSこそが本物のBULLET CLUBだ」と宣言し、コナーズも「SANADAはファッ◯・ユー!」と激しく反発した。
試合の結果だけでなく、その後の選手たちの言動がさらに抗争の激化を予感させる形となった。SANADAの裏切りが引き起こした波乱は、BULLET CLUB内の亀裂を一層深めることとなった。
<写真提供:新日本プロレス>
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