【新日本】逸材、沈む!22歳カラム・ニューマンが棚橋弘至を撃破「『G1』はニューマンの夏だ」

新日本プロレス“真夏の最強戦士決定戦”『G1 CLIMAX 35』が7月19日、北海道立総合体育センター 北海きたえーるで第2戦を開催した。

『G1 CLIMAX 35』
日時:2025年7月20日 (日) 12:30開場14:00開始
会場:北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆:2,520人

第1試合から衝撃的な世代交代劇が繰り広げられ、22歳の新星カラム・ニューマンが、”100年に一人の逸材”棚橋弘至を破る大金星を挙げ、G1初白星を飾った。

前日のメインイベントを勝利で締めくくった新日本プロレスの象徴・棚橋が、この日はオープニングマッチに登場。対するは、UNITED EMPIREに所属し、猛スピードで成長を続ける若き才能、カラム・ニューマン。初シングルとなったこの一戦は、時代の扉をこじ開ける激闘となった。

試合は、棚橋がベテランの老獪さを見せつけ、ニューマンの左足に的を絞った一点集中攻撃でペースを握る。伝家の宝刀であるドラゴンスクリューやインディアンデスロックで、若武者の動きを完全に止めにかかった。

しかし、この日のニューマンは止まらない。足に大きなダメージを負いながらも、躍動感あふれるキックやセントーン・アトミコで反撃。終盤、棚橋がスリングブレイドの連発で勝負を決めにきたところを耐え抜くと、コーナー最上段から渾身のダイビングフットスタンプを突き刺す。

最後はハイキックからのニーストライク、そして必殺のプリンスズカース(変型エメラルド・フロウジョン)へと繋ぎ、新日本プロレスの象徴から完璧な3カウントを奪取した。

<試合結果>
▼第1試合 30分1本勝負
『G1 CLIMAX 35』Aブロック公式戦
棚橋 弘至 ×(1勝1敗=2点)
vs
カラム・ニューマン 〇(1勝1敗=2点)
7分32秒 プリンスズカース→エビ固め

試合後、ニューマンはリング上で座礼し、逸材への敬意を示したが、バックステージではその興奮を隠せなかった。
「マジかよ、いま本当に起きたのか?いや、起きたんだ。このトーナメントのヤツら全員をマジで追い詰めてやるって、前に言ったよな?ワォ、俺がタナハシを倒したんだ。あのタナハシを倒したんだ。この俺が、タナハシを倒したぞ!(中略)勝っても負けても、『G1』はニューマンの夏だ。ああ、最高の気分だぜ!」と、世代交代を高らかに宣言した。

一方、まさかの敗北を喫した棚橋は、社長としての顔と、一人のレスラーとしての顔の狭間で揺れる苦悩を吐露した。
「昨日メインイベントで、やっとのこさ、タイチに勝ったのに、これでまた振り出しか……。『G1』に勝ち星一つってのは、重みがあるからな。はあ、もったいねえ~!でもそんだけ、カラムが、俺の認識を超えてきたってことだな。22歳?新しい時代が来てんなあ……。社長としては喜ばしいことかもしれない。けど、俺は、『G1』に選ばれた選手として、誇りを持って、リングに上がってるから。大丈夫だ。俺は生まれてから、もともと諦めたことないから。まだまだ。取り戻すから……」と、不屈の闘志を燃やした。

新世代の台頭を象徴する一戦。この勝利を足掛かりに、ニューマンがAブロックの台風の目となるのか。そして、逸材・棚橋はこの敗戦を乗り越え、再び輝きを取り戻すことができるのか。G1の戦いは、序盤から激しく動き始めた。

<写真提供:新日本プロレス>

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