【編集長コラム】「胸毛ポリス・植木崇行が復活に向け発進」

大日本プロレス「血みどろブラザースの胸毛ポリス」植木崇行が来年秋の復活に向け、着実な歩みを進めている。

「右ヒザ十字じん帯断裂及び半月板損傷」治療のため、10月17日、3時間に及ぶ手術を受けた植木。すでにリハビリを始めており、11月頭には退院する予定だ。退院後は通院治療に励む手筈となっている。

「浜ちゃん(浜亮太)の紹介で、素晴らしい先生に手術をしてもらった。多くのレスラーや他のスポーツ選手もお世話になっているみたいです」と、植木は明るく振り返る。

ヒザ以外は全くもって健康体で食事制限もない。手術後とあって、さすがに体重は106キロから95キロに減ったが、24日から上半身のトレーニングをスタートさせた。「ボクはあまりウエイトトレーニングしないんで」と、照れ笑いを浮かべながらも、完全復活を目指して、手ごたえを感じ取っている。

プロレス界の動向も、大日本プロレスやデスマッチ界の動きを中心に追っている。「展開が早くなっている。(木高)イサミさんに挑戦した佐久田(俊行)が、いい試合をしたようで・・・」と、後輩の奮闘に頼もしさを覚えながらも、複雑な思いは隠せない。

日常生活に支障はなくなっても、ファイトとなると「無理すると、元の木阿弥になってしまうそうなので、じっくりと治療します」というのが現状。1年後の完全復活が目標となる。

「1年もしたら、大日本プロレスの勢力図もどうなっているか、わからない。ボクの居場所があるのか、どうか。どっちにしろ、一から出直す覚悟はできています」と、冷静に捉えている。

とはいえ、血みどろブラザースへの思い入れは強い。リハビリにも血みどろブラザースのTシャツを着こんで取り組んでいる。「流血してないんで、たまっちゃって大変です。少し血を減らさないと」と、笑い飛ばす。

人気者らしく、お見舞い客もひっきりなし。同じ軍団に限らず、大日本勢、他団体の選手、関係者が駆け付けている。「本なんか読んじゃっています。この時間、この1年を大切にしたい。後で振り返って、貴重な1年だったと、言えるように」と、敬礼ポーズを決める。

悩みは自慢の胸毛の異変。「全体量は増えたのですが、生えてくるのは弱々しい胸毛ばかり」とうなだれ「試合でこすれて抜けてしまうのは仕方ないんですが、暴れないと胸毛にも勢いがなくなってくるんですね。前の濃さを取り戻せるかと思っていたのに、意外なことに・・・人体の神秘ですね」と続けた。

胸毛のためにもリング復帰に全力を尽くすという植木は、11月4日の両国国技館大会では売店に立つなど、ファンに元気な姿を披露するつもりだ。「ファンの皆さんのお顔を拝見すれば、胸毛にもいいかも」と、満面に笑みを浮かべた。

終始、明るく気丈にふるまっているが、不安や悩みなどもあるはず。1年もの長期欠場に直面し心が折れそうになる時もあるだろう。

それでも「自分はプロレスラー」と、入院中もプロレスTシャツを着用し、ヒゲの手入れを欠かさない植木。モチベーションを維持し、復活を目指す姿には、誰もが応援したくなる。

頑張れ! 胸毛ポリス!

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