【W‐1】カズ&秋山と1992年デビュートリオを結成!「大谷晋二郎を求めて間違いじゃなかったと、証明できるようなプロレスをしたい」〜大谷晋二郎選手(ZERO1)インタビュー

12月31日にエディオンアリーナ大阪の第1競技場で開催されるW-1の『WONDER CARNIVAL』にZERO1の大谷晋二郎が参戦する。同じ1992年にデビューしたカズ・ハヤシ、そして全日本プロレスの秋山準とのトリオで、アンディ・ウー&伊藤貴則&黒潮“イケメン”二郎と対戦する。プロレス界で最も熱い男の『WONDER CARNIVAL』への意気込みをご覧いただきたい。

──今回、大晦日に開催されるW-1の『WONDER CARNIVAL』に出場することになりました。大晦日という日にプロレスをすることについてはどのように思われているのでしょうか?

大谷 実は我々ZERO1もオープンな試合じゃなかったんですけど、毎年、あるお世話になっている会社のパーティーでずっと試合をしていたんですよ。だから、大晦日に試合をすることに対する違和感は実はないんですよね。いつもそこで試合をして、一晩空けたら元旦の後楽園っていうサイクルだったので、試合をすること自体には違和感はないです。

──では、年末年始は毎年かなりハードに過ごされていたんですね。

大谷 でも、それが当たり前でしたからね。本当であれば家でゆっくり『紅白歌合戦』でも観ながらくつろぐっていうのがいいかもしれないですけど、大晦日と元旦はいつもプロレスをしているというイメージがありますね。逆に今年はそのイベントがなかったので、お話をいただいてうれしかったです。

──しかも、今回はW-1としても挑戦で、エディオンアリーナ大阪の第1競技場でやることになりました。やはり、こういう大舞台には大谷選手のようなビッグネームが必要だったということだと思うんですけど。

大谷 いえいえ、僕なんかビッグネームだとかは思ってないですけど、W-1さんが勝負をかけている試合に大谷晋二郎を求めてくださったことはこれ以上ないほど光栄ですね。だから、求めてもらった以上のことを出さなきゃいけないなという気持ちです。

──試合はW-1のカズ選手と全日本プロレスの秋山選手とチームを結成します。皆さん、92年デビューの同期になるみたいですね。

大谷 ああ、カズさんもそうだったんですか。でも、秋山さんと組むのは初めてですし、おそらくカズさんも僕の記憶が確かなら、組むのは初めてだと思うんですよね。だから、非常にワクワクしていますよ。

──皆さん、同じ年にデビューしたということで意識する部分はありますか?

大谷 一緒に修行していたわけではないので、「昔やっていた人間と組むからうれしい」というような感覚はないんですけど、逆にワクワク感が凄いですよ。同じ年にデビューしてもう27年も経つのに、この狭いプロレス界で一度も組んだことがない。これは貴重と言えば貴重じゃないですか?

──特にこの20年ぐらいの間に団体間の壁がなくなりましたから、意外ですよね。

大谷 2人とも闘ったことはあれども組んだことはない。そう考えると特別な気持ちが湧いてきますね。

──あとこの3人に共通しているのは、団体の社長を経験しているということですよね。

大谷 ああ、そういう意図があってカズさんはこの3人で組んだんですかね? カズさんも秋山さんも間違いなく苦労されていると思うんですよ。でも、苦労したからこそ、トップに立っていたからこそ、得たものも絶対にあるはずなんですよね。それが何かっていうのは言葉にできないですけど、絶対にあるはずなんで、3人が同じコーナーに立つと、知らぬ間に通じるものがあるかもしれないですね。「彼らならこれはわかってくれるだろう」みたいな。思ってもみなかった連携が出たりしたらおもしろいんじゃないですか?

──カズ選手に関してはどのような印象をお持ちですか?

大谷 最初に会ったのは僕が新日本にいた時に、カズさんが上がってきた時ですよね。まず一つに巧い選手というイメージがありますね。ただ、ずっと見ていると巧いだけじゃなくて、感情のコントロールができる。ここぞという時に感情が露わになるんですよね。そういう選手です。

──秋山選手に関してはいかがでしょうか?

大谷 秋山さんは僕が新日本にいる時に、言ってみればライバル団体の全日本でデビューされたわけじゃないですか? デビューされた時は凄い扱いで、雑誌でもたくさん取り上げられていましたよね。それを見ていて、「凄い選手だな。この選手に負けてたまるか!」って思っていました。会ったこともなかったですけど、「絶対にこの選手に負けたくない。この選手に食らいついていけば、僕も上がっていける」って勝手にライバル心を持っていた時期がありますね。

──やはり、当時の新日本と全日本の団体の関係で考えると、同年デビューの選手は意識されますよね。

大谷 同じ92年に向こうは華やかにデビューされていたんで、負けちゃいけないという気持ちはありましたね。

──あと大谷選手は“熱い”というイメージがありますけど、秋山選手は“冷たい”イメージがあって、非常に対照的ですよね。

大谷 そうですね。確か僕、秋山さんとはノアのリングで一度闘ったことがあるんですよ。まさに今言われた通りのイメージですよね。冷静で冷酷。でも、所々で出す殺気に、僕は熱さを感じていたんですよ。僕がわかりやすく暑苦しい赤い炎であれば、秋山さんは冷たい感じの青白い熱さですよね。青白い炎のイメージがありましたけどね。

──炎の色は違えど、熱さは同じみたいな。

大谷 僕はそういうイメージを勝手に持ってましたけどね。正直、しっかりお話したこともないのでどういう方とかわからないんですけど、僕のイメージでは熱い人っていうのがあります。青白い炎を持ったプロレスラーという気がしますけどね。

──わかりました。一方、対戦相手になるのはW-1のアンディ選手と伊藤選手、そして3月にW-1を退団して、来年からアメリカに行くイケメン選手です。

大谷 いやあ、貴重なカードに入れてもらいましたね。

──イケメン選手はZERO1さんに上がられてますよね? 大谷選手から見て、どういった印象の選手ですか?

大谷 入場のパフォーマンスからお客さんの目を集中させることに長けている選手ですよね。でも、闘ってみてわかったのは、技も力強いし、しっかりとプロレスのトレーニングを積んでここまで来ているんだなということでしたね。正直、最初はパフォーマンスだけの選手かなと思っていたんですけど、しっかりと基礎を積んでいるということがわかったからこそ、あのパフォーマンスの凄さもわかりました。あと、普段接してみてわかったのは、彼はプロレスが大好きなんですよね。僕はプロレス好きのレスラーを見ると、変に対抗意識を燃やしてしまうんですよ。僕も未だにプロレスファンだって自負しているんで、会話の中で「俺のほうがプロレスは好きだなんだぞ!」みたいな、子供のやり取りのようなことができる選手でしたね。

──イケメン選手の師匠ってTAJIRI選手なんですけど、昔東京ドームで大谷選手と闘ったじゃないですか? TAJIRIさんの匂いみたいなものは感じたりするんですか?

大谷 TAJIRI選手の匂いは正直感じないですよね。でも、いざ闘ってみて、しっかりとした基礎ができているのを見ると、TAJIRI選手が叩き込んだんだなって思いますよね。で、おそらくTAJIRI選手はこういうスタイルをやれとか、叩き込むタイプではないような気がするんですよ。基礎はちゃんと教えて、あとはもう自分で自分のスタイルを作る。これは言ってみれば、新日本流なんですよ。新日本プロレスもスパーリングと受け身をガンガンやらせて基礎を叩き込んで、あとは技にしろ何にしろ、自分でものにしろという育て方だったんですよね。それに似たものを感じました。TAJIRI選手がしっかりと基礎を叩き込んで、イケメン選手はイケメン選手なりのものを作れって言ったんじゃないかなって。間違ってたらカッコ悪いですけど(笑)、そんな感じを受けましたね。あの入場パフォーマンスを誰が考えたのかはわからないですけど、TAJIRI選手が基礎をしっかり叩き込んだのは間違いないと思うんですけどね。

──わかりました。大谷選手も海外に行ったり、新日本からZERO-ONEに移籍したりと旅立ちの経験があると思います。こうやって外に飛び出していく選手に対して、試合の中で餞別のようなものを贈りたいというお気持ちはありますか?

大谷 きっとイケメン選手の中で不安な気持ちもあると思うんですよ。海外に行ったら、日本でできることができないという場合があったりするんで。そこで寂しかったり、つらかったりするけれども、いろいろな経験をできることによって、まず度胸がつきますよね。自分で海外に行くと決めても、「日本でやっとけば良かった」とか「日本のほうが気が楽だったな」とかってなることが何回かあると思います。でも、その先に絶対に「行って良かった」っていう気持ちになれることも確かですからね。だから、何があってもがんばってくださいっていう餞別を贈りたいですね。ガンガン闘って、「日本に帰ってきたら、また闘いましょうよ」というメッセージを試合でも伝えたいです。

──わかりました。では、最後にファンの方にメッセージをお願いできますでしょうか?

大谷 W-1の大晦日のビッグマッチに大谷晋二郎を求めていただいたことを光栄に思いますし、求めて間違いじゃなかったと、それを試合後に証明できるようなプロレスをしたいと思います。そして、会場に足を運んでくれるお客さんに、「大晦日にプロレスを見て良かった」と思えるような大会にします。大谷晋二郎、一生懸命、プロレスをします!


―大会詳細―

「WONDER CANIVAL」12.31大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場大会
【日時】
2019年12月31日(火)15時試合開始/13時30分開場
【場所】
大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場

【対戦カード】

第1試合 いざ、大阪!冬の陣!!6人タッグマッチ30分1本勝負
一&藤村加偉&仁木琢郎 vs 守屋博昭(ジャパンプロレス2000)&大門寺崇(ランズエンドプロレスリング)&伊香保京介(ランズエンドプロレスリング)

第2試合 Mission:機械を破壊せよ!6人タッグマッチ30分1本勝負
河野真幸&アレハンドロ&タナカ岩石 vs ストロングマシーン・J(DRAGON GATE)&ストロングマシーン・F(DRAGON GATE)&ストロングマシーン・G(DRAGON GATE)

第3試合 Jungle Montage〜力の限り〜タッグマッチ30分1本勝負
土肥孝司&本田竜輝 vs 吉田隆司(DRAGON GATE)&ビッグR清水(DRAGON GATE)

第4試合 Drawing the futureタッグマッチ 30分1本勝負
頓所隼&ペガソ・イルミナル vs Kzy(DRAGON GATE)&堀口元気(DRAGON GATE)

第5試合 師弟vs強心〜闘いのクロスワードパズル〜タッグマッチ30分1本勝負
児玉裕輔&TAJIRI(フリー) vs 吉岡世起(#STRONGHEARTS)&入江茂弘(#STRONGHEARTS)

第6試合 新しい航海シングルマッチ30分1本勝負
羆嵐 vs 崔領二(ランズエンドプロレスリング)

第7試合 ストリートファイトテキサストルネードバンクハウス電流爆破6人タッグデスマッチ 〜NO WILD,NO LIFE〜30分1本勝負
征矢学&大森隆男(全日本プロレス)&AKIRA(MAKAI) vs 大仁田厚&田中将斗(プロレスリングZERO1)&レザーフェイス

第8試合 黒船襲来!〜Who is famous?〜GAORA TV チャンピオンシップ60分1本勝負
【第17代王者】ヨシタツ vs 【挑戦者】立花誠吾
※第17代王者・ヨシタツ、4度目の防衛戦。

第9試合 NOT EASY WAY〜See you again〜6人タッグマッチ60分1本勝負
カズ・ハヤシ&秋山準(全日本プロレス)&大谷晋二郎(プロレスリングZERO1) vs アンディ・ウー&伊藤貴則&黒潮“イケメン”二郎(フリー)

セミファイナル GAORA スペシャル6人タッグマッチ”GRUDGE”master’s bible 60分1本勝負
武藤敬司&ゼウス(全日本プロレス)&望月成晃(DRAGON GATE) vs 近藤修司&石川修司(全日本プロレス)&諏訪魔(全日本プロレス)

メインイベント It’s the “WRESTLE” WONDER CARNIVALタッグマッチ60分1本勝負
稲葉大樹&清宮海斗(プロレスリング・ノア) vs 芦野祥太郎&中嶋勝彦(プロレスリング・ノア)

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