【新日本】不在のディーバ対決を聖帝タイチが制す!タイチ「俺とお前とじゃ、連れてる女の違いもわかったろう」9.27 G1 CLIMAX 30 Aブロック in 神戸

不在のディーバ対決を制したのは愛を捨てた聖帝だ。
 
27日、新日本プロレスはG1 CLIMAX30 Aブロックを神戸ワールド記念ホールで開催。タイチと高橋裕二郎がぶつかりあった。
 
レック Presents G1 CLIMAX 30
日時:2020年9月27日(日) 14:30開場 16:00開始
会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール
観衆:2,548人
 
ディーバを携えながらビッグマッチでは入場することがおなじみの2人による対決。タイチはあべみほと高橋裕二郎はピーターと共に入場するがコロナ禍の影響で単独入場。
 
先に仕掛けたのは裕二郎。タイチの入場テーマが終わる前に攻撃を仕掛けタイチはオーバーコスチュームを脱ぐ暇もなく裕二郎に機先を制されてしまう。2人のシングル対決は13年ぶり。BEST OF SUPER Jr.で対決して以来となる。
 
リング用の木槌を手にしたタイチは場外で裕二郎の首をその木槌で絞めつける。更には鉄柵越しにケーブルでも首を絞めつけていく。
 
「やる気あんのかコノヤロー」と裕二郎を足蹴にするタイチ更に「(G1出場は)5年ぶりだろこの野郎」「チャラチャラ女連れてるだけか?」「だからお前は内藤にこんなに差を付けられてるんだ」と口撃するタイチ。これに怒った裕二郎は場外マット上にDDT。
 
互いにリングに戻りキック合戦。裕二郎は意地のフィッシャーマンバスター。裕二郎のコーナー攻撃をかわし脳天への延髄切りをヒットさせるタイチ。バズソーキック、スピンキックと蹴りの連発からタイチ式ライガーボムを狙うも裕二郎は噛みつきこれを回避。
 
互いにロープの勢いを使っての蹴り合戦からエルボー合戦。裕二郎は「来いよコノヤロー」と誘っておいてカウンター攻撃。さらにタイチのアックスボンバーを避けてのラリアット。
オカダ戦でも見せたインカレスラムで追撃した裕二郎だったが、タイチはお返しとばかりにデンジャラスバックドロップ。
アックスボンバーを決めるとパンタロンを脱ぎ、天翔十字鳳の体勢に入るがこれをマイアミシャインで返す裕二郎。
 
裕二郎はピンプジュースの体勢に入るもタイチは股間蹴りからのタイチ式外道クラッチでスリーカウントを奪った。
 
▼第2試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 30」Aブロック公式戦
〇タイチ vs 高橋裕二郎✖
(3勝=6点) (3敗=0点)
11分03秒  タイチ式外道クラッチ
 
13年前と同様に勝ったのはタイチだった。タイチは3連勝だ。このままG1の栄冠を手にし横綱への道を突き進むのであろうか?
 
<バックステージ>
タイチ「裕二郎、てめえやる気あんのか? ただ出てるだけだったら邪魔くせえからやめろ。てめと内藤がメキシコで作ったレールを忘れたのか、この野郎。てめえと内藤が敷いたレールに俺が上手く乗っかったことを忘れたのか、この野郎。一応感謝してんだよ、お前らにはよ。お前らが敷いたレールに乗っかっただけだから。それでスター扱いされたんだ。忘れたのか? 今日はその恩返しだ。どうだ、おい。俺とお前とじゃ、連れてる女の違いもわかったろう。そこからやり直せ。そもそもお前と俺の連れてる意味は全然違うけどな。まあ、いつも言っている通り、一日一番。今日も公式戦のただの一戦にしか過ぎない。次、誰だ? 横綱か? 横綱だな。金星、もらってやるよ。金星だと認めてやるよ。もらってやるよ。懸賞金がっぽりいただくから。(記者を指差し)お前、懸賞金かけろよ。会社の名前は何だ? 出しておけよ」

裕二郎「(股間をさすりながら現れ、腰をトントンと叩きながら膝をつき)ああ、痛え。タイチ、お前の試合中の言葉責め、興奮したよ。めちゃくちゃ興奮したよ。『G1 CLIMAX』公式戦、残りの6試合、もっとよ、興奮して、気持ちよくなってやるぜ。(自分の股間をトントンと叩きながら)しかし、こんだけ興奮したのに、今夜は使い物にならねえな……」

(写真提供:新日本プロレス)

参考:【あべみほインタビュー①】聖帝タイチへ愛を捧げ続けるディーバが心境を激白!

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