【東京女子】伊藤麻希がバトルロイヤルを制し、1・4後楽園でのIP王座への挑戦権をゲット!「ベルトが伊藤を呼んでいる!」

 東京女子プロレスが12月4日、東京・新宿FACEで「TOKYO JOSHI 2021 秋~花鳥月露~」を開催。セミファイナルで行われた「インターナショナル・プリンセス(IP)王座次期挑戦者決定時間差入場バトルロイヤル」(8選手参加)を伊藤麻希が制して挑戦権を獲得し、22年イッテンヨン(1月4日)、後楽園ホール大会で同王者の乃蒼ヒカリに挑むことが決まった。

 このバトルロイヤルの出場選手は動画配信サービス「WRESTLE UINIVERSE」会員によるファン投票で決められ、鈴芽、荒井優希、ハイパーミサヲ、角田奈穂、中島翔子、伊藤、辰巳リカ、天満のどかが選出された。

 選手が次々と失格していくなかで最後に伊藤と天満が残った。

 天満がバックフリップなどで攻め立てたが、伊藤は飛びつきDDTで反撃。さらに顔面へのヘッドバット、伊藤デラックスとたたみかけてギブアップを奪った。

 挑戦権をゲットした伊藤は「ベルトが伊藤麻希を呼んでる。伊藤は日本一じゃなくて、世界一かわいいんだよ。世界が伊藤を呼んでるんだよ。伊藤麻希が乃蒼ヒカリに挑戦してあげる」とマイク。

 リングに上がった乃蒼は「2年前(20年)のイッテンヨンで、私は伊藤麻希に挑戦しました。でも今回は私がチャンピオン。伊藤麻希が世界一かどうかはわからないけど、このベルトの今の世界一は私なので。伊藤麻希を二番目の女にしてあげます」と言い返した。

 バックステージで伊藤は「ベルトに呼ばれたから。ベルトが伊藤麻希に巻かれたがってる。(後輩の挑戦だが)後輩に負けたことがない。立場が挑戦者であって、ベルト獲る未来しか見えてない。負けないです。あのベルトは伊藤のものだと思ってるので。コロナが終息したら、行こうかなって思ってましたけど。インターナショナルのベルトなので。伊藤はインターナショナルだから。アレはハードコア、デスマッチのベルトじゃない」と王座奪取後のプランも口にした。

 同王座は名称通り、国際的なタイトルとして、19年7月に創設され、伊藤は同10月に第3代王者となり、20年1月に乃蒼の挑戦も退けたが、同月に陥落しており、丸2年ぶりの王座奪還を期した。

 一方、乃蒼は「2年前の1月4日、伊藤さんがIPベルト持ってて、挑戦者として闘って完敗して悔しい思いをした。今は私がチャンピオンとして闘っているので。伊藤麻希は世界一かわいいと言ってるけど、私のなかで世界一かわいいのはこのベルトなので。イッテンヨンで完全にやっつけて、突き進んでいきたい」と王座死守を誓った。

【大会名】TOKYO JOSHI 2021 秋~花鳥月露~
【日時】2021年12月4日(土)
【会場】東京・新宿FACE
【観衆】233人(超満員札止め)

▼オープニングマッチ 20分一本勝負
愛野ユキ&●原宿ぽむ vs 渡辺未詩○&猫はるな
9分47秒 片エビ固め
※ティアドロップ

▼第二試合 20分一本勝負
○乃蒼ヒカリ&らく vs 上福ゆき&桐生真弥●
9分55秒 体固め
※ブリザード・スープレックス

▼第三試合 15分一本勝負
○坂崎ユカ vs 小橋マリカ●
12分0秒 片エビ固め
※マジカルメリーゴーランド

▼セミファイナル インターナショナル・プリンセス王座次期挑戦者決定時間差入場バトルロイヤル 時間無制限勝負
○伊藤麻希<6> vs 天満のどか●<8>
20分20秒 伊藤デラックス
※伊藤が1月4日後楽園ホール大会で乃蒼ヒカリの持つインターナショナル・プリンセス王座に挑戦。< >内は入場順。
【試合経過】
①○中島翔子<2>/○鈴芽<3> vs 角田奈穂●<1>
4分41秒 オーバー・ザ・トップロープ
②○荒井優希<7> vs 辰巳リカ●<4>
9分9秒 オーバー・ザ・トップロープ
③○中島翔子/○ハイパーミサヲ<5> vs 荒井優希●
11分18秒 合体式首固め
④○中島翔子 vs ハイパーミサヲ●
12分17秒 ウラカンラナ・インベルティダ
⑤○天満のどか/○鈴芽 vs 中島翔子●
12分23秒 エビ固め
※中島のミサヲへの丸め込みをひっくり返して。
⑥○天満のどか vs 鈴芽●
15分41秒 片エビ固め
※キルスイッチ

▼メインイベント 20分一本勝負
○山下実優&宮本もか vs 瑞希&遠藤有栖●
14分3秒 エビ固め
※Skull kick

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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