【インタビュー】カイリ<第2弾>紫雷イオの存在、突然のWWEへの異動宣告、アスカとのカブキ・ウォリアーズ


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⑤アスカとのカブキ・ウォリアーズ

――そのときの心の支えとして、アスカ選手とのカブキウォリアーズもあったのではないでしょうか。最初アスカ選手とタッグを組んでと言われたときはいかがでしたか?

カイリ:心の底から嬉しかったです。

――アスカ選手も当時のコメントではカイリ選手と組んで楽しかったと言っていました。

カイリ:最高に楽しかったです。最初はとっても緊張しましたし、大先輩で憧れの方でしたので。

――連勝記録を打ち立てた、女子のトップ選手ですからね。 

カイリ:すごく緊張したんですけれど、とても優しくて気さくな方で、“分からんことあったら何でも聞いてや!“と笑顔でおっしゃってくださったのを覚えています。

――お二人のタッグは息があっていましたね。 

カイリ:そうですね。本当に。

――カイリさんも活き活きしていました。途中から二人のノリがすごく良くなっていってるなと感じていました。 

カイリ:インタビューのときなんかは周りのスタッフさん達もゲラゲラ笑ってくれていました。

――アメリカのファンにすごく受けたと思います。 


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カイリ:ヒールだったので、もっとブーイングされるかと思っていましたが、応援の声が多かったので驚きました。

――新しいスタイルというか新境地を切り開いたということが受け入れられた様に思います。 

カイリ:私達も楽しくやっていて、バックステージでもよく笑っていました。先程にあげたようなトラブルがあっても、二人でいると笑い話になりました。

――ごきげんな二人に見えました。タッグもオリエンタルムードも醸し出していましたし、アメリカのWWEにはないタッグチームができて非常に魅力的に見えました。 

カイリ:これまでいろいろな方とタッグを組んできましたが、相手のスタイルに合わせるのが好きなんですよ。どういうふうなタッグチームでいたらお互いに気持ち良くプレイできて、キャラが引き立つかをよく考えます。そこでカブキ・ウォーリアーズとして統一感を持たせるために、海賊から和風にイメージを変更したいとポール・ヘイマンに相談しました。 

――これで新たな魅力が出てきたと思います。自然とファンの気持ちをうまく捉える感じや、気迫のこもったファイトスタイルが応援したくなるようなファイターであると思いました。 

カイリ:ありがとうございます。日本でもアメリカでも試合をしているときに気になるのは、ファンの方が楽しんでくれたかなというのが試合の後に一番に出てきます。試合中もファンの方が楽しんでいるかを考えてましたし、セコンドのときもファンの方に絡んでいったりしています。

<第1弾>WWEの思い出、PARA-FIT24湘南ジムオープン、プレッシャーとの戦い

<第3弾>WWE日本人選手との交流、海外でのエピソード、今後の目標

<インタビュアー>

プロレスTODAY総監督 山口義徳

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