【DDT】クリス&高梨が秋山&岡田を破り、KO-Dタッグ王座V2!MAO&朱崇花の宮城県人タッグが5・22後楽園で挑戦へ

 DDTプロレスが5月1日、横浜武道館で春のビッグマッチ「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」を開催。クリス・ブルックス、高梨将弘のCDKがバーニングの秋山準、岡田佑介組を破り、KO-Dタッグ王座のV2に成功。同22日の東京・後楽園ホールで、MAO&朱崇花の宮城県人タッグが挑戦することが決まった。

 CDKが初防衛戦でレフェリーを使った攻撃を見せたことに端を発し、戦前には両軍で論争に発展していた。いざ試合が始まってみると一進一退の白熱の攻防となった。CDKは松井幸則レフェリーを使って、岡田をパワーボムで投げさせるなど、“らしさ”を発揮。

 怒った秋山が高梨にヒザを叩き込んだ。20分過ぎ、秋山が高梨にバックドロップを見舞うと、岡田がダイビング・ヘッドバット、ランニング・エルボー、再びダイビング・ヘッドバットと怒涛の攻めもカウントは2。

 岡田がさらにサドンデスを繰り出し、勝負あったかに見えたが、高梨が巧みに体勢を入れ替えて丸め込み3カウントを奪って見せた。

 試合後には、この日、DDT UNIVERSAL王座を争って、互いを認め合ったMAOと朱崇花が現れ、MAOが挑戦をアピール。高梨は「オマエらが入ってきてワクワクしてきた。喜んで受けてやるって言いたいところだが、不公平だから俺の要望も聞いてくれないか? MAO、オマエのベルトに今回は俺が行く。DDTでユニバーサルを語れるのは、この俺だと思ってる。オマエのベルトに挑戦させてくれるなら、俺たちもタッグタイトル懸けてやる」と条件付きで受諾。

 MAOが「そういう感じなら大丈夫です。おジャマしました」と帰ろうとすると、朱崇花は「いいよ。やっちゃって。大丈夫」とOKサイン。今林久弥GMが5・22後楽園でのKO-Dタッグ選手権、6月1日の後楽園でのDDT UNIVERSAL選手権を決定した。

 バックステージで高梨は「ベルトは俺たちが持ってる。それが何より雄弁じゃないか。挑戦者に関しては、いい経験になった。(MAO&朱崇花は)ワクワクしてるよ。バーニングだったり、(初防衛戦の)火野(裕士)&納谷(幸男)の巨漢だったりとは違う。CDKの本領を発揮できると思う」、クリスは「アキヤマさんはCDKのやり方にネガティブな感情を抱いてたようで当たりも強かった。DDTのスタイルで防衛できた。もちろんアキヤマさんをリスペクトしてる。でも俺たちはこの考え、スタイルを変えるつもりはない」とコメント。

【大会名】MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA
【日時】2022年5月1日(日)
【会場】神奈川・横浜武道館
【観衆】835人

▼第一ダークマッチ 15分一本勝負
○KANON vs 高鹿佑也●
7分22秒 ジャストコブラツイスト

▼第二ダークマッチ ノータッチルール 15分一本勝負
大鷲透&○吉村直巳 vs アントーニオ本多&石田有輝●
9分33秒 片エビ固め
※払い腰

▼第一試合 30分一本勝負
○青木真也 vs 小嶋斗偉●
5分4秒 レッグロック

▼第二試合 KO-D10人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>○ポイズン澤田JULIE&佐々木貴&GENTARO&MIKAMI&タノムサク鳥羽 with ナオミ・スーザン vs 高木三四郎&谷津嘉章&彰人&平田一喜●&伊橋剛太<挑戦者組>
8分45秒 キャトルミューティレーション
※第7代王者組が初防衛に成功。

▼第三試合 30分一本勝負
赤井沙希&●岡谷英樹 vs 雪妃真矢&勝俣瞬馬○
10分28秒 片エビ固め
※ととのえスプラッシュ

▼第四試合 スペシャル6人タッグマッチ~フェロモンズvs今林GM最終決着戦 30分一本勝負
飯野“セクシー”雄貴&●男色“ダンディ”ディーノ&今成”ファンタスティック”夢人 vs 今林久弥○&AKIRA&マッスル坂井
16分55秒 ジャックナイフ式エビ固め

▼第五試合 30分一本勝負
○佐々木大輔&MJポー&KANON vs 火野裕士&納谷幸男&高尾蒼馬●
10分43秒 クロス・フェースロック

▼第六試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
●HARASHIMA&佐藤光留 vs 樋口和貞○&坂口征夫
14分25秒 体固め
※ブレーンクローからの押さえ込み。

▼第七試合 DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>○MAO vs 朱崇花●<挑戦者>
13分51秒 体固め 
※キャンボール450°。第6代王者が2度目の防衛に成功。

▼セミファイナル 北井地所グループK.O.GYM presents KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>クリス・ブルックス&○高梨将弘 vs 秋山準&岡田佑介●<挑戦者組>
21分9秒 片エビ固め
※サドンデスを切り返す。第73代王者組が2度目の防衛に成功。

▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○遠藤哲哉 vs 上野勇希●<挑戦者>
31分17秒 片エビ固め
※バーニングスター・プレス。第78代王者が初防衛に成功。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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