【東京女子】プロレスとアイドルを両立する「アプガ(プロレス)」が5周年!渡辺未詩、乃蒼ヒカリ、らくが6年目に向け躍動

 東京女子プロレスが8月27日、東京・両国KFCホールで「TJPW PERFECTION」を開催。5周年の記念日を迎えた、プロレスとアイドルを両立するグループ「アップアップガールズ(プロレス)」が躍動し、6年目に向けさらなる飛躍を期した。

「アプガ(プロレス)」は2017年に「アップアップガールズ」とDDTプロレスとのコラボ企画として誕生し、オーディションを勝ち抜いた4名で結成された。同8月27日に「@JAM EXPO」でアイドルとして初ステージを踏み、翌2018年1月4日の東京・後楽園ホールでプロレスデビュー。2019年4月より、現在の3名(渡辺未詩、乃蒼ヒカリ、らく)体制となった。5周年記念日にはプロレスラーとしてリングに立ち、終了後には横浜アリーナで開催中の「@JAM EXPO 2022」に出演した。

 この日、ふだん通り、オープニングで歌とダンスを披露した「アプガ(プロレス)」は、まず第2試合に乃蒼が登場し、角田奈穂とのふりーWiFiで辰巳リカ、猫はるな組と対戦。乃蒼が必殺のブリザード・スープレックス・ホールドで猫を仕留め、9月1日に控えた英国でのインターナショナル・プリンセス王座挑戦に向け弾みをつけた。第4試合ではらくが先の「第9回東京プリンセスカップ」で優勝した坂崎ユカとの一騎打ちに臨み、子守歌、丸め込み連発で奮闘も、坂崎のミルクラッチαで惜しくも敗れた。

 そして、メインイベントでは「東京プリンセスカップ」で準優勝した渡辺がプリンセス・オブ・プリンセス王者の中島翔子とタッグを組み、鈴芽&遠藤有栖の「でいじーもんきー(でじもん)」と激突。
「でじもん」は鈴芽が中島にミカヅキ流星群(ダイビング・ボディアタック)、遠藤が中島にキャメルクラッチを決めるなど大奮戦。

 だが、対する渡辺は鈴芽にショルダータックル連発、ジャイアントスイングを見舞い、2人まとめてボディスラムでぶん投げるなど獅子奮迅の活躍。

 最後は鈴芽にティアドロップを繰り出して場外に排除すると、中島が遠藤に619からノーザンライト・スープレックス・ホールドをズバリと決め3カウントを奪取。渡辺は自軍の勝利に導く好アシストぶりを見せた。

「アプガ(プロレス)」には4人目の新メンバー・シノが加入し、現在デビューに向け特訓中。節目の日を迎えた渡辺は「アイドルとして6年目、プロレスは5年目。このタイミングで新メンバーが加わるということで。(シノは)プロレスを知らなかったけど前向きに筋トレとか始めていて、楽しみにしていただければと思います」と6年目に向け意欲を見せた。

 また、同団体では8月28日に後楽園で「Go Girl 3~女性限定無料興行~」を開催するが、中島は「初めての方が多いと思うし、私もお友だちがいっぱい来てくれたりするので、ビックリしないで自然に自由に楽しんでほしいと思います。私たちはいつも通りやるしかないので」、鈴芽は「私はファンとして東京女子を好きになったんで、そういう子がいっぱい東京女子に出会ってくれたらうれしい」と話した。

 同大会では中島、辰巳、渡辺組VS坂崎、瑞希、山下実優組、荒井優希(SKE48)VS上福ゆき、赤井沙希VS乃蒼など全7試合が行われ、定員に達するまでは受付可能。

【大会名】TJPW PERFECTION
【日時】2022年8月27日(土)
【会場】東京・両国KFCホール
【観衆】146人

▼オープニングマッチ 15分一本勝負
○山下実優 vs 原宿ぽむ●
8分26秒 変形コブラクラッチ

▼第二試合 20分一本勝負
辰巳リカ&●猫はるな vs 乃蒼ヒカリ○&角田奈穂
10分14秒 ブリザード・スープレックス・ホールド

▼第三試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
○瑞希 vs ハイパーミサヲ vs 愛野ユキ●
7分4秒 アクアマリン

▼第四試合 15分一本勝負
○坂崎ユカ vs らく●
6分25秒 ミルクラッチα

▼セミファイナル 20分一本勝負
○上福ゆき&桐生真弥 vs 伊藤麻希&宮本もか●
12分19秒 片エビ固め
※フェイマサー

▼メインイベント 20分一本勝負
○中島翔子&渡辺未詩 vs 鈴芽&遠藤有栖●
14分2秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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