【大阪プロレス】12.24『クリスマスファン感謝デー』試合結果

大阪プロレスは12月24日(日)、大阪・アゼリア大正ホールにて『クリスマスファン感謝デー』を開催した。

『クリスマスファン感謝デー』
日時:2023年12月24日(日)
会場:大阪・アゼリア大正ホール
観衆:300名(超満員札止め)

▼第1試合 シングルマッチ1/20
●佐野蒼嵐[11’41″トグロ巻きラリアット→片エビ固め]HUB○
〈寸評〉
大先輩HUBの胸を借りる一戦となった佐野だったが序盤からHUBの執拗な関節技が蛇のように絡みつき苦戦が続く。
なんとか反撃したい佐野だったがHUBの足殺しのダメージで続かない。
その後も奮闘したがHUBの尻尾ムチからの連続攻撃に前に沈んだ。

▼第2試合 タッグマッチ1/30
●くいしんぼう仮面&ドレイク森松[10’31″商売繁盛リバーススプラッシュ→片エビ固め]えべっさん○&救世忍者乱丸
〈寸評〉
これぞ大阪!なコテコテごちゃ混ぜプロレスとなった一戦はえべっさんが猛ハッスルでチーム尼崎が終始ペースを握る。
くいしんぼうも欠場となった丈一郎ムーブで反撃するがえべっさんの勢いを止められず最後はえべっさんの得意技で締めた。
試合後はノーサイドでくいしんぼうのいつかのメリークリスマス熱唱からパラパラダンスでクリスマスらしいハッピーエンド。

▼第3試合 タッグマッチ1/30
三原一晃&○桜島なおき[14’32″ジャーマンスープレックスホールド]ザ・ボディガー&後藤哲也●
〈寸評〉
初対決となる桜島と後藤がレスリング勝負で渡り合った後は桜島が執拗なヘッドロック地獄で後藤を攻めまくる。
その後は同期コンビが抜群のチームワークを発揮して後藤を叩きつぶしにかかる。
代わるボディガーが二人まとめて大暴れをするなど劣勢を挽回して後藤も自らを鼓舞して必死の反撃を見せる。
しかし同期コンビが連係プレーで流れを引き戻し最後は桜島の見事な人間橋で勝利を飾った。

▼第4試合 タッグマッチ1/30
●松房龍哉&ツバサ[13’59″ベルティゴ→エビ固め]ビリーケン・キッド○&政宗
〈寸評〉
次回1/7大会でのタイトルマッチを控えた前哨戦はライトヘビー級らしいスピーディな試合に。
両者がピリピリした一進一退の激しい攻防を繰り広げる中、政宗が要所要所で曲者らしいトリッキーな技でビリーを後押しする。
心強い援護射撃を受けたビリーの闘志が増し、王者松房を必殺技で完璧な3カウントで前哨戦を制したが無言まま引き上げた。

▼メインイベント(第5試合) 6人タッグマッチ1/60
ゼウス&タイガースマスク&●アルティメット・スパイダーJr.[18’00″クドスの竜巻→体固め]クワイエット・ストーム&TORU&ゴリアテ○
〈寸評〉
ローグネイション勢の奇襲で荒れた試合が始まる。咲洲での激闘冷めやらぬストームとゼウスが激しくぶつかり合う。
天王山から遺恨を深めるスパイダーとゴリアテもやりあう中、TORUがスパイダーのマスクを剝ぎ取ろうとする揺さぶりをかける。
ゼウスとタイガースが大暴れで逆襲に転じたところ、カウント中の吉野レフリーにストームがエルボードロップでKOする暴挙に出る。
レフリー不在の無法地帯となったリング上でパイプ椅子フルスイングで正規軍を蹴散らしておいて最後はゴリアテが必殺技でスパイダーを仕留めた。

※試合後・・・正規軍にしつこく集団暴行を加えるローグネイション勢に突如旅に出ていたアレスが疾風の如く乱入しローグネイション勢を蹴散らした。
マイクを持ったアレスが1年ぶりに大阪プロレスのリングに帰ってきて来年からはレギュラー参戦してローグネイション勢迎撃に名乗りを上げた。
ゼウスも快諾し劣勢が続く正規軍とファンにとって最高のクリスマスプレゼントとなった。
リング上から選手がいなくなったタイミングでくいしんぼう仮面がリング上に上がり締めの挨拶途中に事切れて佐野の介錯で遺言のいつもの展開に。
くいしんぼう仮面がいつかのメリークリスマスを歌おうとした瞬間アーティストのYOSHIさんが現れて本格歌唱で会場をクリスマスムード一色に染め上げ大躍進の一年を締めくくった。

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