【覆面座談会】『お題』激動の2020年プロレス界を総括

司会:始めに前回の覆面座談会(ショッピング事情編)をご覧いただいたエムアイカードの担当の方よりプロレスTODAYに「エムアイカード×新日本プロレス」のバナー掲載の依頼がありました。皆さんの前回のトークのお陰です。ありがとうございます!
 
A:それは良かったね。俺もあの格好いいカード申し込んだもんね。
 
B:流石、やると決めたら行動が早いです!
 
C:12月27日にオカダ・カズチカによるオンラインイベントも行われてたよね。
 
 
 
A:エムアイカード様、素晴らしいカード・イベント・バナー依頼ありがとうございます!
 
司会:今回は激動の2020年プロレス界を皆さんに総括していただきたいと思います。
まずはどんな出来事があったか、下記私が簡単にまとめましたので参考にして下さい。
 

【2020年プロレス界の主な出来事】
 
1月:新日本ドーム2DAYS開催。観衆7万人超
    獣神サンダー・ライガーが引退
    潮崎豪が清宮海斗を破りGHCヘビー王者となる
    ノアがサイバーエージェントグループ入り
2月:マスターズにアントニオ猪木が登場
    カイリ・セインが結婚発表
    日本プロレス殿堂会が設立
    中西学引退。タイガー服部レフェリーもファイナル
3月:新型コロナウイルス本格化。各団体が大会中止を発表
    まっする2で2.9次元ミュージカル「必殺技乱発」誕生
    潮崎豪がGHCヘビー戦で藤田和之と31分の視殺戦制す
4月:オンライン配信やTVマッチ等が活発になる
    現役・OBを含め多くのレスラーがYouTuberとしてデビュー 
5月:木村花が逝去
    AEWにマイクタイソンが登場
    志田光がAEW女子王者に日本人女子としては里歩に続く快挙 
6月:紫雷イオがNXT女子王者に
    遠藤哲哉が田中将斗からKO-D無差別を奪取
7月:DDTとノアが経営統合。CyberFightとなることを発表
    EVILがNJC優勝し内藤から二冠を奪う。LIJ⇒BCへ移る
    3月にシンデレラT制したジュリアが白いベルト王者に
8月:KOPW2020の設立をオカダが発表。矢野が獲得する
    内藤が神宮球場大会で二冠を奪い返し花火を背景に写真
    佐藤光留が旧川崎球場で20周年大会を実施
    鈴季すずが雪妃真矢からICE∞を奪取
    KING OF GATEを制したEitaがドリームゲート王座獲得
    GHC王者・潮崎豪とGHCナショナル拳王が60分ドロー
    ラスト文体で各団体が横浜文体で大会。最後を締めくくったのは大日本 
9月:アントニオ猪木デビュー60周年記念会見を実施
    林下詩美が5★STAR GPを制す
    HIRO’eが延期を乗り越え引退
10月:Woman Assembleを北斗晶が中心となり開催
      GLEATが設立。プレ旗揚げ戦を実施
      世志琥がレシピ本を発売。SNSが大ブレイク
      ゼウスがチャンピオンカーニバルを悲願の初優勝
      飯伏幸太が2年連続のG1制覇
      グレート-O-カーン凱旋。反逆のオスプレイと手を組む
      あべみほインタビューを掲載
      スターダムが横浜武道館こけら落としでビッグマッチ
11月:東京女子がTDCホールでビッグマッチ開催
      11.3DDT大田区で決裂したDAMNATIONが仲直り
      潮崎豪がAXIZを裏切ったN-1覇者・中嶋に勝利しV5
      世志琥とSareeeがタッグチーム「鬼に金棒」を結成
12月:高橋ヒロムがBOSJ27を制覇
      WTLをGoDが制す
      高橋奈七永復帰戦2日前にBACKSTAGE2020に登壇
      D王GPの決勝は因縁の竹下幸之介vs秋山準で秋山準が優勝
     プロレス大賞MVPを内藤哲也が女子大賞をジュリアが受賞

 
司会:今年も色々あった2020年ですが、新語・流行語大賞は「3蜜」に決まり、M-1はマヂカルラブリーが優勝しました。プロレス界的にはどんな1年でしたか?
 
<1月>
 
A:じゃあ1月から行こうか。新日本の東京ドーム2DAYS盛況だったよね。ドームが年々埋まっていく姿にプロレス界の復権を感じるよ。
 
B:そのドーム大会の裏で行われていたプロレスリング・ノアの後楽園ホール大会で潮崎豪がGHCヘビーを戴冠し「アイアムノア!」と潮崎豪時代を宣言したのも熱かったです!
 
C:1.4&1.5で引退試合を行い、翌日の1.6大田区で引退セレモニーを行った獣神サンダー・ライガー選手も見事なラストだった。
 
A:ノアがサイバーエージェントグループ入りを発表したのも1月か、衝撃だったね。
 
 
B:その後のノアの躍進を考えると見事な決断だったといえますよね。安定して団体運営できること、放送媒体を持つことがどれだけ大事かと。
 
<2月>
 
司会:2月のマスターズにはアントニオ猪木さんもリング上に登壇されました。
 
A:あれはテンション上がったよね。やっぱり神である猪木が闘魂三銃士の蝶野・武藤と同じ舞台に上がるというのは感慨深い。
 
B:猪木さんは議員を辞職されてからかなり自由に活動されてる印象ですね。
 
C:今年はオカダ・カズチカと一緒にNumberの表紙にもなってたし。新日の代表といえるオカダが色々あった猪木さんの名前を叫んで触れて、というのも感慨深かった…
 
A:2月の出来事でショックだったのはカイリ・セインの結婚発表。好きな女子レスラーだったから結婚の発表はファンとしてショック!
 
B:白無垢姿もSNSにあげていて綺麗でしたね。
 
C:日本プロレス殿堂会も作られましたね。天龍さんの娘さんや長州さんの娘婿、藤波さんの息子のLEONAらが力を合わせてプロレスラーを表彰し文化を継承していこうという試みは良いことかと。
 
 
B:中西学選手の引退試合も実に感情の高まるいい大会でした。長州さんと馳さんがでてきてリング上で主役なのにちっちゃくなっていた中西さんが面白かったです。
 
 
A:同時期に引退発表したタイガー服部レフェリーも切なかったね。多くの名試合をさばいてきたタイガー服部も遂に引退かと…
 
<3月>
 
司会:3月あたりになると大分コロナウイルスの猛威が広がって各団体とも大会を中止する流れが加速しました。
 
 
A:ブシロードを親会社に持つ新日本やスターダムは中止の発表が早かったよね。
 
B:一方で興業をうちつづけないと経営的にも厳しい団体は苦境にたたされました。
 
C:各団体の悲鳴が聞こえてくるようだったね。本当に苦しい中、ノアやDDTはTVマッチを精力的に行う等、コロナ禍の中、新しい大会のスタイルを模索していったよね。
 
A:そんな中、ノアの新王者・潮崎豪が最強の外敵・藤田和之を相手に無観客の中、31分間のにらみ合いの末に57分超の死闘を制して初防衛した姿は感動した。
 
B:あの試合、藤田は消毒液を口に含んでむせたり、無観客なのをいいことにバルコニーやエレベーターにまで戦いの場を広げてさながら路上プロレスみたいでしたね。
 
C:あれはコロナ禍でないとできない試合だったね。ある意味、2020年を象徴する試合だった…
 
B:DDTの奇才・マッスル坂井が演出するまっする(ひらがなまっする)ではこの3月に2.9次元ミュージカルとして「必殺技乱発(フィニッシュらんぱつ)」が生まれました。
 
 
C:あれは凄い瞬間だった。丁度コロナでこれから大会ができなくなるかもしれない…というタイミングでドリームボーイ今成が涙ながらに「プロレスがやりたいんです」と訴える姿は真に迫るものがあり心をうたれた。
 
 
A:まっするはその後、後楽園ホールでも行われるほどの人気シリーズになって「必殺技乱発」も続々とシリーズ化されてコアなファン層を広げているよね。
 
<4月>
 
B:4月に入ると緊急事態宣言も発令され、いよいよ大会はTVマッチ以外行われなくなりました。
 
C:そんな最中ということもありYouTuberデビューするレスラーが増えたよね。高橋ヒロムに矢野通…
 
A:長州力や蝶野正洋はまだ理解できたとしても、あのアントニオ猪木までYouTubeを始めたのにはたまげたよ。
 
 
 
B:業界の裏話やあの時のあの伝説の対戦の裏側でこんなことが起きていた、という答え合わせの様なトークにはオールドファンも唸らされましたね
 
C:個人的には獣神サンダー・ライガーがYouTubeで楽しそうにしているのが嬉しいね。引退してもYouTubeで100万人フォロワーを目指すっていって頑張ってる姿には脱帽。
 
A:YouTubeもそうだけどSNSに目を光らせるとこの期間に毎日TikTok動画をあげていた世志琥がブレイクしたよね
 
B:コワモテのレスラーと料理上手な女子というギャップが見事にはまりましたね。今や女子プロレス界一のインフルエンサーといって間違いない存在です。
 
<5月>
 
C:5月の最大のニュースというと木村花選手の逝去だね。これは本当に心をえぐられる出来事だった…
 
B:最終的には国会をも動かしてネット中傷への法規制・議論の本格化につながり、出演していたテラスハウスは番組が終了。SNSで花さんにバッシングした男が書類送検される事態となりました。
 
A:花ちゃんの死は悲しい出来事だったね。あんな太陽の様に明るい子がまさか20代前半の若さで死を選ばなければいけないほど追い込まれてしまうなんて…
 
B:これもコロナの影響ですかね。プロレスの試合もできない、ビッグマッチも行われなくなってしまった。そんな中でSNSでは批判ばかりされてしまう、という状況は耐え難いものだったと推察されます。
 
A:彼女の為にも本当にこんな悲劇を繰り返さずにレスラーの尊厳、命を大事にしていきたい!
 
C:AEWにはマイクタイソンが登場して驚きました。マイク・タイソンはその後、ボクシングの
元4回級王者のロイ・ジョーンズ・ジュニアと11月にエキシビジョンマッチを実施。45キロもの減量を行い鍛え上げた肉体は凄まじいもので迫力は失われてなかった。
 
B:志田光もこの5月にAEWで女子王者のベルトを獲得しました。現在も王者のままで存在感を発揮しており、誇らしい存在ですね。
 
<6月>
 
A:6月には紫雷イオがNXT女子王者となったね。海外に渡って2年。遂にと感慨深くなったわ。
 
 
B:DDTでは遠藤哲哉が田中将斗からKO-D無差別のベルトを奪還。最強の外敵からベルトを奪ったことで一皮剥けました。
 
C:遠藤哲哉はしっかりと2020年を王者として乗り切ったのが立派。
 
<7月>
 
A:7月にはDDTとノアがCyberFightとして経営基盤を完全に同一化。運営体制の無駄をなくしスリム化をはかることで効率的に運用ができるようになった。
 
 
B:団体として、マッチメイクなどでは全く別のブランドとなりますが、経営面で無駄をなくすという高木社長の手腕の発揮しどころといったところでしょうか。
 
C:選手に聞いてもノアとDDTの選手同士の交流は全然ないようで、そういう意味でもしっかりブランドを守りながらうまくグループとして機能をしている印象だね。
 
A:ブシロードグループの新日本プロレスとスターダムもYouTubeで交流はあったりするけど、互いの試合にでるという形での合流はなくて、まぁ勿論、東京ドームのダークマッチにスターダムが出るという記念出演的なコラボはあるんだけど、それだけだもんね。うまくやってるよ。
 
B:そのスターダムで3月にシンデレラトーナメントを制したジュリアが白いベルト(ワンダー・オブ・スターダム)を獲得してます。
 
 
C:そのままの勢いでDDM(ドンナ・デル・モンド)を牽引し、東スポの女子プロレス大賞まで受賞したのは大したものだよね。
 
A:去年アイスリボンを抜け出してスターダムに入った時はどうなるものか?と心配したけど1年で見事に主役に躍り出て「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君」を増やしたよね。
 
B:「アリベデルチ!またな」の挨拶も自身のイタリアと日本のハーフであることから使っている言葉だと思いますが、内藤哲也の「トランキーロ!あっせんなよ」ばりにプロレス界で印象に残る言葉となりましたね。
 
 
 
A:7.11にトーナメントを優勝して翌日7.12に内藤と二冠をかけてロスインゴ対決かと思ったら、裏切りのEVILをみまってね。
 
B:翌日には世紀末覇者みたいな鎧を着てきてテーマ曲も変わってましたからね…
 
C:さらにはディック東郷をパレハとして迎え入れて、スポイラーズチョーカーは使うわ金的はするわで暴れたい放題でベルトも奪取!
 
A:まぁ戦い方への批判はあるものの、ジェイ・ホワイトら有力外国人がコロナの影響で日本に来れない中でヒールとして覚醒したEVILは存在感発揮してたよね。
 
B:正直、ロスインゴのタッグ屋としてくすぶっているよりも現在の新日本の1番人気である内藤哲也の対面に立つことで一皮剥けた感じはしますよね。
 
C:かわいそうだったのはミラノコレクションA.T.さんだよ。あれだけEVIL推しでグッズも持って応援してたのに、変貌したEVILにそのグッズも壊されて乱暴されて…
 
A:ある意味、ロスインゴファンを代表する生贄になってたね(笑)
 
<8月>
 
B:8月にはベルトを奪われた内藤哲也の逆襲がありましたね。21年ぶりとなる神宮球場大会で裏切り者のEVILからベルトを取り返し、花火をバックにポーズをとりました。
 
C:結局、東京ドームで二冠王になってこの神宮での花火もあいまってプロレス大賞受賞だからね。
 
A:持ってるよね、千両役者だわ。
 
B:同じ神宮球場大会ではオカダ・カズチカが提唱したKOPW2020も開催されました。
 
 
C:オカダが会見でしゃべった時にはどんなタイトルになるのか?ってあんまりみえてこなかったけど、12月までの矢野通の防衛ロードをみてなんとなく概要はつかめたよね。
 
A:KOPWの略がなんなのかも話題になったけど、オカダがタイトル取れなかった後に言った「金的・オブ・プロレスリング」っていう言葉が印象的だった。
 
B:新日本のバラエティに富んだ選手を活かすためのベルトとして今後も独自の色を持っていきそうなトロフィーですね。
 
A:ファン投票があるっていうのもいいじゃない。みんなで参加して選手を応援するという一つの象徴となるタイトルだと思うよ。
 
C:個人的には来年は田口監督に獲得して欲しいタイトルだね、KOPWは。面白くなりそう
 
B:その神宮球場大会の裏では佐藤光留の20周年記念大会が旧・川崎球場で行われました。
 
 
A:「変態と呼ばれて」と題された大会のメインで諏訪魔に投げられまくって、昼も夜も負けたけどそれでも観客を満足させて立派に大会を成立させるなんて凄いよ。
 
B:「勝った気分だぜ」って言ってましたからね。しっかりと爪痕を残しました。
 
C:アイスリボンでは10代の鈴季すずが雪妃真矢に勝利し団体最高峰のICE∞を戴冠。その後のベルト紛失騒ぎも含めて話題になった。
 
 
B:ドラゴンゲートではKING OF GATEを制したR・E・DのリーダーEitaが勢いそのままに土井成樹に勝利し、団体最高峰のドリームゲートを戴冠しました。
 
A:Eitaはヒールユニットを牽引し、ダイヤインフェルノら新メンバーを増やすなど話題を提供し続けて良かったね。
 
B:ノアでは8月にGHCヘビー王者の潮崎豪とGHCナショナル王者の拳王のダブルタイトルマッチが行われました。
 
C:あの試合は凄かった。60分フルタイムドローでノアらしさ全開の魂をえぐるような危険な攻防の連続!
 
A:人によってはこの試合が年間MVPだっていう人もいるぐらい熱い試合だったね。
 
司会:8月は横浜文体がラストとなり、各団体がラスト文体大会を行いました。としまえんのラストと横浜文体のラストがこの月の話題でしたね。
 
A:横浜文体にはいろんな思い出があるからね。新日本プロレス88年8月8日の藤波辰巳vsアントニオ猪木のIWGPヘビー級選手権はストロングスタイル記念日とも呼べる大事な一戦。
 
B:大日本プロレスは創業の場所でビッグマッチといえば横浜文体ですからね。最後も締めくくって見事でした。
 
<9月>
 
B:9月にはアントニオ猪木デビュー60周年記念会見が行われました。
 
 
 
A:往年の名選手や芸能人も沢山でてきて豪華だったね。
 
 
 
A:「ビッグダディの3女」としてデビューしルーキーイヤーに4冠王になり、超期待の新人としていたけれど、ここ1年くらいは怪我に泣いたり苦労もしたよね。
 
B:とはいえ去年は怪我に泣いたその5★STAR GPを制覇して、団体最高峰の赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム)も手にしたわけですからね。これからの顔になるよう詩美選手には期待大ですね。
 
C:女子プロレスでいうとWAVEのHIRO’eが9月に引退したね。
 
 
B:本来は8月に引退をするはずだったのがコロナの影響で引退試合が伸びたり、色々あったりでしたけど無事に引退することができて良かったです。
 
A:本人は引退試合で紙テープをいっぱい投げ込まれて、ぐるぐる巻きになる引退式をイメージしてたようだけどコロナのせいでそれもできずに…
 
C:12月に引退したフェアリー日本橋もそうだけど、今年引退した選手はそういった面で無念な気持ちは残るよね。それも含めて記憶として残りやすいといえばそうなんだけど。
 
B:2014年からWAVE生え抜きとして女子レスラーとしての青春を駆け抜けたHIRO’e選手には柔道整復師への道で幸せになって欲しいと思います。
 
<10月>
 
A:女子プロレスの話題が続くけど10月にはWomen’s Pro-Wrestling Assemble(アッセンブル)が上野恩賜公園野外ステージで開催されたね。
 
B:女子プロレス界で一番、鬼嫁としてお茶の間に顔が知られている北斗晶さんがコロナ禍で苦しむ各団体を救うべく立ち上がったプロジェクトです。
 
 
C:女子プロレスのほとんどの団体が顔をつらねてコロナ対策をキッチリしたうえで、次々と色々な団体の戦いが展開されていくという試みは画期的だった。
 
A:90年代の女子プロレス対抗戦時代を思いださせたよね。華やかだったあの頃、93年横浜アリーナや両国での北斗晶vs神取忍の一戦。女子プロレスオールスター興業みたいでね。
 
B:長与千種さんや北斗晶さんらレジェンドOG達が一生懸命に汗をかきながら大会を盛り上げている姿が印象的でした。
 
C:その女子プロレスラーでいうと世志琥がレシピ本を出したのもこの10月だったね。本当に世志琥は大活躍の1年だったよ。
 
 
A:年末には復帰したばかりの高橋奈七永と因縁深いスターダムのリングにもあがって岩谷麻優にケンカをふっかけてたよね。
 
B:あれは元々女子プロレス大賞をとった岩谷麻優に、世志琥が世間にどれだけ影響力あるの?ってSNS上でやりとりになって。岩谷麻優も「レシピ本だしてるだけじゃない?」ってやりあってたものが遂にリング上にあがってきたっていう印象ですね。
 
C:導火線に火がついていたものが爆発したわけだ。とんでもない爆弾だね。
 
A:とはいえ世志琥はリング上でのプロレスでもしっかりとシングル・タッグの二冠王という結果をだして、オフでもインフルエンサーになって、現役選手で唯一のレシピ本出版だから大したものだね。
 
B:プロデュースしたあぃりDXさんの手腕が凄いですね。彼女のお陰でここまで評判になったんだと思います。
 
C:あぃりDXさんは全日本女子プロレスの名リングアナウンサー故・今井良晴さんのご息女なんだよね。
 
A:この10月には横浜武道館も開館したよね。スターダムがこけら落とし大会を実施してた。
 
B:綺麗な会場で横浜文体の横にできたいい会場ですね。これからの新たな横浜でのビッグマッチ会場となっていくことに期待してます。
 
C:10月に全日本プロレスではゼウスがチャンピオンカーニバルを悲願の初優勝したね。
 
 
A:素晴らしい快挙なんだけどその後にまさかゼウスがコロナに感染してしまうとは…
 
B:あの万力の様な力強い三沢式フェイスロックでカーニバルを全勝優勝果たしたのは見事です。
 
A:10月にはGLEATのプレ旗揚げ戦も行われたね。
 
B:リデットエンターテインメントが立ち上げた新団体ですね。役員に名を連ねる長州力、カズ・ハヤシ、田村潔司がどんな世界観を構築するか見ものです。
 
C:令和の時代にUWFスタイルを蘇らせようという田村の思いがどの様に花開くか、若い入門者を鍛えている様だし来年の本格旗揚げでどうなるか期待したいね。
 
A:新日本プロレスは異例の秋開催のG1で飯伏幸太が2年連続のG1優勝
 
 
B:「神になる」と宣言しての制覇は見事でしたね!
 
C:果たして「神になる」発言の真意がどこにあるのか?内藤哲也にも「ファンが感情移入できてない」と突っ込まれていたけど、そのあたり飯伏が超1流の壁を突き抜けらるかどうか、ドーム決戦が楽しみだね。
 
A:オスプレイがオカダを裏切ってというのもビックリしたよね。
 
 
B:グレート-O-カーンが凱旋し、オスプレイと共にTHE EMPIREを結成しました。
 
C:オスプレイの妻のビー・プレストリーがいい味をだしてるよね。ディーバというかワイフというか現役の女子レスラーでありながら、しっかり夫をフォローするという。
 
A:オスプレイとビーの試合前のあれは濃厚接触にあたらないのかね?
 
 
B:パートナー同士だからいいんじゃないでしょうか(笑)
 
司会:新日本といえば10月に掲載されたあべみほインタビューが凄く見られました。
 
 
A:2月の札幌興業以来、新日本の大会に出られてないもんね。インタビューでの涙は美しかったね!
 
B:ファンの皆さんも「あべみほさんどうしてるのか?」と気になってるんでしょうね。
 
C:早くタイチと一緒に入場の花道を歩く姿を見たいものだね。
 
<11月>
 
A:11月はDDTグループがビッグマッチを行っているね。
 
B:11.3 大田区総合体育館で行われた「Ultimate Party2020」ではカリスマを追放した遠藤哲哉が、石川修司のジャイアントリサイタルで仲直りし、DAMNATION再集結の大団円となりました。
 
 
C:この日の大会では高木大社長がEXTREMEのベルトを奪還してYouTube上で路上プロレスをしていくことを宣言。サウナやサバイバルフィールド等、凄いところで防衛戦を展開していて面白い!
 
A:東京女子プロレスもTDCホールで大会を行ってるよね。
 
B:東京女子といえばこの月、ハイパーミサヲが結婚を発表しましたね。
 
 
C:DDTの広報を務める一般男性からのリング上のプロポーズをバチェロレッテのパロディを絡めて受けていたよね。
 
A:これもコロナが産んだ副産物だね。実にDDTグループらしい素晴らしい結婚報告。
 
B:ノアでは潮崎豪がタッグチームAXIZを裏切ってN-1 VICTORYを制したワルヒコこと中嶋勝彦を破ってGHCヘビーを防衛しましたね。
 
C:中嶋もふてぶてしいキャラが定着して、凄く魅力的な男になったよね。ノアには潮崎、中嶋、拳王、清宮の大看板が4人も揃っていて、本当に今後の展開も楽しみ。
 
A:来年は潮崎が武藤敬司と防衛戦やるからね。
 
B:武藤さんもあの年で元気ですね。
 
C:更に女子プロレスでは世志琥とSareeeがオニカナこと「鬼に金棒」タッグを結成。
 
 
A:週プロの表紙にもなってたよね?
 
B:元々はライバルだった二人がシングルで対決した後に、お菓子を作りあう中で仲良くなっていきタッグチームとして始動。すぐさまタッグベルトも獲得して今や女子プロレス界の台風の目です。
 
C:華があってみていて楽しいタッグチームだよね。2人とも犬好きなのも面白い。
 
<12月>
 
A:12月は新日本の武道館大会だね。高橋ヒロムがBOSJ27を優勝
 
 
B:デスペラードとの同期対決は死闘でした。デスペが自らマスクを剥がしたあの試合は互いのプライドをかけた名勝負となりました。
 
C:デスペ的には生涯ベストバウトにもランクインするような記念碑的な試合だったね。ヒロムが「引退するまでライバルだ」みたいに試合後マイクで叫んだのも良かった。
 
 
A:WTLはタンガ・ロア&タマ・トンガのGoDが制覇。コロナ禍で中々来日できない中、最後の最後になんとか外国人タッグが滑り込めたって感じだったね。
 
B:12月には高橋奈七永選手がSEAdLINNNG12.23新宿FACE大会で復帰しましたね。
 
司会:その2日前には虎ノ門ヒルズで行われたマーケティングイベント「BACKSTAGE2020」にも高橋奈七永さんと世志琥選手にご登壇いただきました。
 
 
C:12.23でオニカナタッグとMAX VOLTAGEでタッグベルトを競い合って、12.26のスターダムに殴り込みって怒涛の1週間だね。SEAdLINNNG勢は。
 
A:DDTのD王GP決勝は秋山準vs竹下幸之介の一戦に。この試合は11月の大田区でも組まれたカードなんだけど、その時に竹下は「…僕がやってきたこと、信じて歩いてきた道っていうのは、正解じゃなかったのかもしれません」って自信喪失しちゃってたんだよね。
 
 
C:前所属の全日本の三冠ベルトの王者の名前をあげたなかったからね。バックステージでその意図はプロレス大賞の表彰者として選ばれた者がマスコミの総意だって説明していたけどね。
 
A:それを言われちゃぐうの音も出ないね。凄いな秋山準は。
 
B:何はともあれ、来年の遠藤哲哉vs秋山準の2.14カルッツかわさきも楽しみになりました。
 
C:コロナ禍とか色々あった1年だったけど、プロレス界もなんだかんだ充実した1年だったね。
 
A:そうそう、大変だけどそんな中でオンラインの配信や安全面の配慮、無駄がなくなり効率化されてく中で生まれたものももあるし、今年でしか生まれないドラマも数多く存在した。
 
B:来年も沢山面白いプロレスをみていきたいですね。選手を始め、団体スタッフ、プロレス関係者、ファンの皆様に感謝の気持ちを持ちつつ、また来年を迎えていきましょう。
 
C:それでは良いお年を!
 
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